オイシックス・ラ・大地の代表取締役社長、髙島宏平氏にハラスメント疑惑が浮上しています。髙島氏は社内面談で社員の心情を見透かすような話術を持ち、人材を感動させるスピーチの力も持ち合わせています。しかしその一方で、社員に対して「頭悪すぎる」「バカなんじゃない?」といった過激な発言をし、パワハラ的な行動が問題視されています。また、飲み会では部下に不適切な質問をするなど、セクハラ的な言動もみられました。

同社はこれらの発言を事実と認め、髙島氏は反省の意向を示していますが、この一連の問題は企業のコンプライアンスや社内文化に対する疑念を生んでいます。

髙島宏平氏のハラスメント疑惑は、個人のリーダーシップの限界とその悪用による組織文化の歪みを露呈しています。優れた経営手腕を持ち、売上を伸ばしてきた同氏ですが、その営みの裏には、権力の過剰な行使と自由な発言が許される風潮があります。これは企業の社会的責任を軽視した結果に他なりません。ここでは主に三つの改善策が求められます。一つ目に経営者自身の教育。自分の言動が及ぼす影響を客観的に理解し、倫理観を再構築する必要があります。二つ目に、社内の報告窓口の強化とその透明性の確保です。社員が安心して問題を報告できる体制を構築することが欠かせません。最後に、外部の専門家を交えたコンプライアンス教育の実施を推進すること。

これにより、従業員が尊重し合い、公正な職場環境が保たれます。この状況は、法人の輝かしい実績と倫理的な企業文化の欠如という二面性を浮き彫りにしており、このギャップを埋めることが企業の次なる成長に不可欠です。

ネットからのコメント

1、お試しセットを安価で提供し、定期購入を促す販売スタイルで人気を築いた会社ですね。どこの企業にもハラスメントは隠れていそうなものですが、企業の顔とも言える方がこうした事案を発生させていては、企業努力も水の泡ですからね、株価にどれほど影響が出るかも注目です。

2、快進撃ねぇ　株価はピークからだいぶ沈んで上場時の価格が見えてきてるけどなそこまで行くとそろそろやばいかなって気がするが似たようなサービスも増えてるし先が見えてると市場は判断してるんじゃないかな

3、オイシックスはおためし頼んだ時にシステム不具合だったかに遭遇してしまい、入っているべき商品が入っていなかった。問い合わせけど対応がなく、それからすぐに「いかがでしたか？ぜひ定期購入を」と営業電話かかってきたので「不具合のフォローの前に営業ってどうなってますの」とお断りしたしょうもない思い出がふと蘇った

4、やっぱりね･･･。一度お試しセットを頼んだところ、頻繁にセールスのメールや電話が来るようになりました。お試しだけでは終わらせない･･･という強引な社風にどん引きした記憶があります。オペレーターの方に「もうかけないで下さい」とキッパリ言ってからは、かかってこなくなりました。「ポッキリ1回限り」との広告につられて、安いお試しセットを頼んだことを後悔しています。以前、テレビのドキュメンタリー番組で見たときも、バイヤーの担当者の方が、農家の畑で土が付いたままの野菜をかじってました。農家の方を感動させて商談を成功させようとしたのかもしれませんが、土にはさまざまな細菌が潜んでいます。洗わずかじるのは、危険だと思います。