TBSの紀行バラエティー「クレイジージャーニー」は、来春で終了することが明らかになりました。この番組は司会の設楽統、小池栄子とダウンタウンの松本人志が進行し、2015年に深夜枠で開始し、視聴者にディープな旅や過酷ロケの魅力を伝えることで人気を集め、ギャラクシー賞を受賞しました。しかし、不適切な演出が発覚し2019年に一時終了した後も、視聴者の熱心な支持により2021年には特番として復活しました。
そして、2022年からは月曜午後9時枠でレギュラー放送が再開され、2023年には放送300回を達成しました。しかし、視聴率が3~4%台に低下し、さらには3%を割ることもあり、来春に終了する運びとなりました。「タミ様のお告げ」も同時に改編され、月曜夜のさらなる強化が図られます。

現状で視聴率の低下が目立ち、テレビ離れという現代の視聴行動の変化が背景に見えます。「クレイジージャーニー」が持っていた独自の魅力は、深夜帯におけるニッチな需要に応えていたため、その魅力を取り戻すためには、以下の解決策が有効です。まず、配信プラットフォームで過去の名作や未放送の特別映像を提供することで、多様な視聴者の興味を引きつけることができます。次に、視聴者参加型の企画を導入し、視聴者の声を反映させる工夫が求められます。
さらに、国際的な視野を広げ、新たな市場に向けた放送を展開することが視聴者の幅を広げる鍵となります。固定観念を壊し、新たな発想が必要です。それにより、テレビ番組はかつての輝きを取り戻し、さらに多くの視聴者を獲得できるでしょう。
ネットからのコメント
1、メーカーや飲食店の宣伝の意味合いが強いランキング系の番組は本当に食傷気味で、テレビの凋落を象徴するものであると思う。「何だまたこういうのか…」ではなく「何だこれは!?」という驚きのある番組が見たい。クレイジージャーニーには未知、未開という私たちの知らない世界を見せてくれる部分があって、刺激的な魅力のある番組だっただけに、終わるのは残念だし、レギュラーは終わっても、これぞというネタが出来たときの特番としての放送は残してほしいな。
2、テレビはここ数年ほとんど観てないが、クレイジージャーニーだけは録画して楽しんでる。自分では絶対行けないスラムやマニアックな遺跡を覗き見たりできるのも貴重だし、海底の生物探査など、番組がある意味スポンサーとなって新たな発見に繋がる意義もある。
視聴率が大事なのは重々承知だが、今の時代、コアなファンを獲得している番組を終わらせるのはテレビ自体にとって大きな損失に繋がるのではないか?深夜枠に戻すなり、年に数度の特番でも良いのでなんとか残してほしい。
3、今のテレビ番組で興味があるのはクレイジージャーニーだけ。情熱大陸も最近は食傷気味になってきており、面白いのはクレイジージャーニーだけだった。こんなに面白いのに。アリマニアが引退したのが大きかったのか。ネタ切れか。マジでテレビがワイの中で終わる。というかテレビが無いからTverしか見ていないけど。アドベンチャーレースはとりあえず凄く面白い。見ていて元気になる。できればアドベンチャーレースを全て纏めたDVDを発売して欲しい。
4、あまり興味が持てない回もあるから視聴率が安定しないのは仕方ないが、個人的には社会の暗部に潜入する企画が好きだった。幸福度が高い筈の北欧で、あんなに麻薬が蔓延してたなんて普通の報道番組じゃまず取り上げないしね。深夜でもMC無しでもいいから続けてほしいな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/729c2ff13bbd35388f963bc4c1fcea159cd464bd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]