高市政権の官邸幹部が18日に官邸で行ったオフレコを前提とした非公式取材の場で、日本が「核を持つべき」という趣旨の発言をしたことが複数のメディアで報じられた。この幹部は、日本の核兵器保有についての認識を示す一方で、核保有が現実的ではないとの見解も示したとされる。国民民主党の玉木雄一郎代表は19日、この情報を自身のX（旧ツイッター）で言及し、記事を添付して「NPTとの整合性を確認した上で、対応を決定するべき」とし、メディアがオフレコの内容を記事化する問題についても疑問を呈している。

この発言が注目される背景には、国家安全保障に対する懸念が存在します。しかし、オフレコとされた意見が公然化され、メディアによって広く報じられることは、情報の扱い方と信頼の問題を浮き彫りにしています。まず、日本がNPTに加盟し核の保有を放棄している事実を再確認する必要があります。加えて、政府の公式な場での発言と個人の意見とを区別する制度を整えることも必要でしょう。また、メディアには情報の慎重な取り扱いとその倫理が求められます。このような議論が行われる中、情報の透明性と信頼性を維持することが極めて重要です。私たち一人ひとりがその責任を果たすことで、より健全な社会を築く一助となるでしょう。

ネットからのコメント

1、核保有の是非は置いておいて‥元々オフレコだったのでしょう？なぜ報道したのでしょうか。

ルールを守らないマスメディアはますます信用されなくなり、政府関係者たちは更に閉鎖的になってしまいかねません。日本は自由と民主主義の国ですので、核保有について個人としてどう思うかはそれぞれ自由です。オフレコ前提で発言したことを平然と悪びれることもなく公共の電波を用いて公にし、更にはその発言を問題だとして吊し上げる。個人に保障されているはずの思想・言論の自由の剥奪につながりかねないマスメディアの暴挙だと思います。

2、スパイ防止法で報道機関を対象にする良い理由付けができますね。報道の自由そして表現の自由を遠慮なくやって下さい。でもそれがスパイ防止法に抵触するのならしっかりと裁かれましょうね。メディアは権力の監視などと自惚れてますがこれからはSNSで国民がメディアに対して報道の自由や表現の自由に徹底的にモノを申します。

3、個人的には政治家だけでなく国民も核兵器の保有議論はした方が良いと思っているので、個人的なオフレコ発言であるという事や発言内容もメディアが一方的に加工したものだから正確性に欠ける事も有り特に問題にするほどの事ではない様に思います。

唯、政府の公式見解ならいざ知らず個人的な考えをオフレコの形で特定のキャスターなどに放した内容が表に出た訳であり、その結果として彼は信頼できない人物である事が政治家の間で認知されたのは確実で、こういった事でメディアは信頼を無くす事で情報を獲得できなくなるデメリットの方が大きかったの様に思います。

4、確かに玉木の言う通り。オフレコって、所謂世間話しというか雑談でしょ。例えば、仕事帰りに居酒屋なんかでワイワイ騒ぎながら酔った勢いで適当な事をああだこうだ言うのと同じレベル。この核保有の発言にしたって、一般的な話しで言えば、別に核を持つこともそれほど抵抗感無いと思っている人も多いと思うしね。まあ、端的に言えば、「本音と建前」だよ。個人的には、日本が核を持つことはアリだと思うし。防衛面で言えば、もう過去の大戦の話しとかについては、ある意味切り離して考えないと。核兵器に関しては、もう違ったステージに入っているんじゃないのかな。日本が核武装すれば、アメリカにいちいち偉そうなことを言われなくて済むよ。