神奈川県鎌倉市の市立中学校で、11月に生徒が授業用のタブレットを用いて別の生徒を盗撮し、その動画を校内の友人に転送する事案が発生した。学校は動画の存在を知り、地元警察へ相談し、全校生徒からタブレットを回収して調査を実施。調査期間中、タブレットは使用不可となった。私有スマホでの撮影も疑われている。学校は保護者に対し、盗撮や動画の拡散が犯罪行為であると警告し、再発防止に努めるとした。
市教育委員会はITリテラシー向上のための指導を強化する方針を示している。

この事件は、教育現場におけるIT機器の急速な普及に対する指導の不備が露呈したものであり、社会全体でのデジタル倫理教育の不足を示す象徴的な事例といえます。生徒自身が他者のプライバシーを侵害する行動を取ったことは極めて問題であり、学校や地域社会は、子どもたちにモラルと責任を持ったデジタルの使い方を教育する義務があります。まずは、学校側は定期的なITリテラシー教育を実施することが必要であり、さらに、生徒個々の教育を担当する教員が技術の使用における倫理観を育む責任を果たすべきです。最後に、保護者を巻き込んだ啓発活動や、地域全体でのデジタル倫理の向上に取り組むことで、生徒が安心して学べる教育環境を提供することが求められます。
教育現場におけるITの扱いは、生徒の未来を左右する重大な要素であるとの認識を共有することが、私たちの社会の進歩につながるのです。
ネットからのコメント
1、中学生だろうが悪い事をすれば処罰される様にするべきだと思います。少年法だとかあるせいで、寧ろそれが犯罪の助長に繋がっていたり、それに守られていることで、多少の悪字を働いていても大丈夫だと思ったり、善悪の判断すら出来ない人格形成を促している様な可能性がある気がしますしね。
2、全国の小中学校にタブレットが貸与されて5年くらい経ちますよね。今までもこのような事案があったと思います。各学校で、使い方のルールや情報モラルを指導されているはずですが、一部生徒には伝わらないのでしょう。そういうタイプの子たちには、盗撮、流出、脅迫などは犯罪で、その後どうなるのかを具体的に教えてあげてほしいです。被害に遭われた方の事例もたくさんあると思います。どんなに辛かったか、恐ろしかったか、悔しかったか……学校でタブレットを貸与する時(小1)には、すでにスマホを使いこなしている世代です。
やってはいけないことを「楽しい」と感じる前に指導していかないと、中学生になってからでは遅いと思います。辛い思いをされる生徒が少しでもいなくなりますように。
3、今の時代どこの小中学校でもタブレット端末が主流になってきてますが、持ち帰ってくるのはどうかと思う。一つの授業として学校だけでやればいい。そして授業が終われば担任が都度回収しないとこう言う問題は次々に出てくる。だいたいランドセルの中身が重すぎる問題はどこにいったんや?タブレットだけでも重くなります。
4、警察が入って、撮影及び拡散に関わった生徒を特定し校内に名前を晒すくらいはしても良いんじゃないかな。今更デジタル端末は生活から切り離せないし、ルールを作り守らせることが大事。ルールの整備の方が追いついてないんだろうが、してはいけないじゃなくて、したらどうなるかもちゃんとセットで定めて守らせないといけないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a7bf55abbbd3c71ec31200c1a4b52e87412402,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]