今回の調査で明らかになったのは、国が進めるマイナ保険証への移行が順風満帆とは言えない状況にあることです。1万1,536人を対象に行われた調査では、マイナンバーカードの所有と保険証としての利用登録が進んでいるとは言えず、特に「メリットを感じない」という回答が最多でした。この背景には、個人情報漏洩の不安や国への不信感、煩雑な手続きが含まれており、調査対象の13.
1%がカードを持っておらず、9.8%が保険証登録をしていないという結果が示しています。また、従来の保険証が2026年3月末まで使えるため、様子見の姿勢を取る人もいるようです。カード紛失やシステム障害への不安が6,000件近く集まっており、国はこうした不安を解消する施策の必要性が示されています。

今回の調査は、国が進めるマイナ保険証への移行がいかに思慮不足かを浮き彫りにしました。まず、手続きの複雑さや潜在的なメリットの欠如に関連する不信感があるという現実があります。個人情報漏洩のリスク、紛失時の悪用、システム障害時の対応など、さまざまな問題が一度に勃発する可能性があると多くの国民は感じています。そして、このような懸念が調査結果として明らかになる一方で、国は進行を続けています。国はまず、手続きを簡素化するためのデジタルプラットフォームの改善や、個人情報保護の強化、カード紛失時の早急な再発行システム、そしてシステム障害への迅速な対応策を講じるべきです。
信頼の欠如を放置したままでの改革は、良い結果を生むことはなく、むしろ国民の信頼を失わせます。これこそが、政府が真に求められている「全ての国民が安心して利用できる制度」の実現へ向けた一歩です。



ネットからのコメント
1、紙の保険証を国民の合意なく廃止したことが今のトラブルを誕生させている。
だから警察はトラブルを見てマイナ免許証と従来の免許証を選択する方法を残しました。マイナ取得は任意です。個人判断です。マイナは面倒な受付、本人役所更新手続きが求められる。平日に役所直行です。受付、受け取りに2日の時間が取られる。人生80年と考えると生まれてくる赤ちゃんは、5年に1回更新だから16回、役所に行く、1回の更新に2日要するから16×2で、32日の時間を取られる。無駄ですね。更新、受付は判断能力があり身体の調子がいい時はクリアできますが年齢を重ねた時、病気になった時、認知症になった時、周囲、家族のサポートがなかった時大きなハードルになります。資格確認証、紙の保険証があったから保健医療を受ける資格がわかり、現場トラブルを抑えてきた。高齢化社会、介護人不足、単身世帯が増える未来社会に対応難しいマイナです。
2、ネガティブな報道ばかりされてますからね確かに普通に受診している患者さんにはメリットは感じない方も多いかも知れませんただ、急な大病を患ったりした時に高額医療制度を申請しなくても使えるようになったし医療機関側もなりすまし受診の抑制や、退職で失効した保険証を使われるなどのリスクが大幅に減ったなどメリットは小さくないと感じています
3、先ほど行ったクリニックはスマホは対応していないと言われた。新紙幣や新硬貨のときも対応していない自販機が多くて困った。ついでに自転車についても来年から厳しくなるけど、それなら通行帯も早く作れって話しだし、路駐に対しても厳しくしてって思う。新しく導入するなら、まず受け入れる方を万全にしてからだよね。
4、資格確認書を使用しているけど特にいまのところ不便は感じていない。医療情報の共有化ができメリットはあるって言うが、まだ医者に掛かっているのは少なく固定されている街医者と総合病院の2か所ぐらいか・・・。もっと高齢になってあちこちの街医者にかかるようになったらマイナ保険証でもつくろうかなぁ。完全に切り替わってから日が浅いので、まだ様子見でいいかと。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2e330c23ac79455259c8762903e94ec62848f4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]