大阪府東大阪市の仕出し専門店が提供したオードブルを食べた113人が、食中毒症状を訴えました。この状況を受け、市保健所は20日に食品衛生法に基づき、店に3日間の営業停止命令を出しました。調査の結果、従業員を含む65人からノロウイルスが検出され、症状は軽症で快方に向かっています。患者は20~60代の男女で構成されており、12日から13日にかけて製造されたオードブルが原因とされています。
店側が15日午後に複数の人から嘔吐や下痢の症状についての連絡を受け、市保健所に届けたことから食中毒だと断定されました。
この件は、食品衛生の管理不足が明確に浮き彫りにされる事件です。安全な食材の提供が保証されない現状は、飲食業界全体に対する信頼を揺るがします。まず、徹底した衛生管理の実施が必要です。従業員の衛生教育の強化と、調理過程での細菌検査を頻繁に行うことが求められます。また、店舗には改善のための再評価と継続的な監査制度の導入が不可欠です。消費者は質の高い食品を期待してお金を払っています。安全性の欠如は、単なる経済的損失を超えて、公共の健康にも直接的な影響を与えることがあるのを忘れてはなりません。我々は、この種の問題を無視することはできず、安全な食事の提供を確保することで、より良い社会を築くことが期待されています。
ネットからのコメント
1、一人暮らししてたときに、地元のあるチェーン店で食べた鶏肉が生っぽくて腹痛と発熱に襲われたことあったなぁ。胃腸炎なのかノロなのかはたまた別の何かなのか。ただ一人暮らしで周りに頼れる人もいないので家にあったポカリ飲んで3日間くらい寝て自然に治るのまった。
病院行きたかったけど立ち上がることすら困難でした。同じような人で結局通報もされずに営業してる店なんていくらでもあるんだろうな。
2、これ、自宅で1人だったらただの下痢だと思う事があるかも昔、妻とレストランでランチをして、その数時間後に2人共激しい嘔吐、そこ以外に行っていなく、他に口にしていないのに、レストランに電話したら、他にそんな連絡来てないんですけどって言われた事があります 二度と行く事はありませんでした
3、一読して気になるのは、従業員を含む65人からノロウイルスが検出されている点です。ノロは食品そのものだけでなく、調理従事者の体調管理不十分や、症状があるままの就業で一気に拡大します。オードブルという「加熱後に人の手が入る工程」が多い食品で、複数ロット・複数グループに広がっているのは、現場内での蔓延を疑われても仕方ない状況でしょう。軽症で済んだのは不幸中の幸いですが、「忙しいから」「人手不足だから」と体調不良を見逃す体制があったなら問題です。営業停止3日で終わらせるのではなく、従業員の就業基準、手洗い・消毒、休ませる判断が本当に機能していたのかまで検証しないと、同じことは必ず繰り返されます。
ノロは防げる食中毒です。だからこそ、現場の管理体制が問われていると思います。
4、多分、従業員さん調理からだと思うんですけれども、さすがに他に利用したお客さんもいるかもしれないので、念のために店名も公表しておいた方が良いのではないでしょうか。今の時期は、ノロウィルスは珍しくないですけれども、大半は牡蠣からだと思います。ただ喉は感染力が非常に強く、嘔吐物を掃除した後、乾燥した微粉末を吸い込んだだけでも感染する位の感染力があります。またアルコール消毒には効きませんので、次亜塩素酸ナトリウム、いわゆるハイター類などで処理をすることになります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c103a9861c0a2746e069e01b6ecbb45e7de64cd0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]