小野田紀美経済安全保障担当相は19日の記者会見で、フリー記者による旧統一教会と安倍晋三元首相の関係に関する質問に対し、「ここはあなたの意見を語る場所ではない」と述べた。記者は、韓国が本部の教会の高額献金や日本からの国富流出が外国人の迷惑行為に当たるとし、安倍氏との関係を避ける理由を尋ねたが、小野田氏は「所管外」だとした。
また記者は、中国への依存をリスクとする小野田氏の発言に異議を唱え、具体的な対応策を求めたが、小野田氏は「仮定の質問には答えない」とした。

この事件では、制度と政府の返答に対する疑問が浮き彫りになっている。政府の説明責任が期待される場で、記者の質問を「所管外」としてさまざまな疑問に対する明確な回答がされない状況は異常だ。特に、外国人による迷惑行為の概念や具体的な対策が不透明であることが問題視される。経済安全保障の観点からも、国民の資産が海外に流出することの影響や、その背後にある政治的関係について、もっと透明性のある対話が必要だ。解決策としては、まず、所管外とされる事項についても明確に議論する場の設置が求められる。次に、具体的な国際関係の影響について、専門家による評価を公表し説明責任を果たすこと。
そして、第三に、政策や法律の改正により、外国人による迷惑行為の定義や対策を明確化し、国民の不安を取り除くことが必要だ。自由な報道の場とは本来、真実を突き詰め、権力に対してチェックを行うべきもので、その役割が阻害されるのは許されない。日本の民主主義は、透明性と説明責任をもって進化すべきである。
ネットからのコメント
1、記者と名乗りながら「自分の考えが絶対正しい。自分の考えと違う人は追及しなければ」と思い込んで活動している人は、他の記者の質問や大臣による管轄業務の説明の機会を奪っている。持論を展開したいのであれば、立候補して議員になるのを目指した方が良いのでは。当選は難しいかもしれないが。
2、出禁に出来ないものか。このようなやり取りの中で失言が引き出され国際問題にまで発展する可能性もある。先日のオフレコ発言を堂々と報道した共同通信社と横田記者は報道機関として極めて不適切だと思う。
3、「あなたの意見を語る場所ではない」その通りで、大臣の記者会見は記者の意見を語る場でもなければ討論の場でもありません。このフリー記者が質問時間を占有したことで他の記者たちの質問時間が制限されてしまったことにもなります。
4、自称でジャーナリスト名乗ってるやつにまともなの居ないだろ。新聞社に所属してても問題性がある人多いし記者のお気持ち表明の場ではないしルール守れてない奴は排除で良い質問する記者の映像もしっかり映して所属先と名前もしっかりテロップで入れてどんな人物が質問してるのかを国民側にもわかるようにしたら良い。自分の顔も名前も曝け出した上で責任持って質問したら良い
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/dc610ce94295ad24028b78849ff95b5a1ea88d61,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]