28日午後4時27分、熊本県で最大震度7の地震が発生。30日午後3時時点で県内28市町村約400カ所の避難所に9450人が避難した。宇城市の避難所では500人以上が板張りの床で雑魚寝し、断水によるトイレ不足や段ボールベッド不足が発生。宇城市の備蓄ベッドは40台にとどまり、発災48時間後も「TKB」環境が整わない状況が続いた。

災害が起きるたびに同じ課題が繰り返される現状は、単なる準備不足では済まされない。2016年熊本地震で関連死が直接死を大きく上回った教訓がありながら、10年近く経っても避難所で高齢者が硬い床に横たわり、トイレを我慢する状況が残っているのは、命を守る仕組みとして重大な欠陥だ。問題の本質は、災害対応を「発生後の救援」中心で考え、平時から避難生活の質を確保する備えを徹底してこなかったことにある。
改善には、第一に全国基準でTKB設備を常備し、自治体任せにしない広域備蓄体制を作ること。
第二に発災48時間以内に仮設トイレやベッド、温かい食事を届ける物流訓練を定期化すること。第三に避難所運営を専門人材が担える制度を整えることが必要だ。災害は予測できなくても、被災者を苦しめる不便は減らせる。命を守る国であるなら、避難所を「我慢する場所」ではなく「生き延びるための場所」に変える責任がある。
ネットからのコメント
1、災害救助船や病院船、これだけ災害が頻発していて島国なんだし活用できないものなんですかね。せっかく逃れてもこの暑さの中、逃げ場がないじゃないですか。水も電気もガソリンも鉄道も陸路の見通しが立たない中大きな余震も続いて、日に日に手立てもなく倒れられる方が続出してくのを数字で数えていく事しかできないんですかね。
2、熊本にいます。設備が整った避難所で人が少ないところもあります。電気、水道がない避難所は一時的な場所にしかならない。被害の大きいところは避難者、救護者、お互いのためにも早めにライフラインの整ったところへ移動した方がいいです。メディアもイオンばっかりではなく、避難所情報流してもらった方が役に立ちますけどね。
3、イタリアや台湾は一体何故ここまでスピーディに準備が出来てきたのか?その意思決定のプロセスを知りたい女性の強い意見でもあったのかな?日本の地方政治じゃオッサン爺さんばっかりだから想像力の欠如も手伝って遅々として進まないのは自明の理だけどね
4、やっぱり避難所運営を各自治体に任せられてるのが問題だと思います。クオリティの高い避難所で有名なイタリアでは、国が主体となって避難所を設営している。国の各所に避難所設営に必要な資材や食料などが備蓄され、災害が起こるとスピーディーに精鋭部隊が派遣される形だそう。避難大国日本も見習うべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e870d7f71b1124e014313dc8ed0ec224bcd4b21,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]