2023年10月19日、読売テレビの「そこまで言って委員会NP」にて、元参院議員兼女性学研究者の田嶋陽子氏(84)が出演し、女性であることが総理に選出する十分条件ではない旨を強調。彼女は自民党の高市早苗総裁が選択的夫婦別姓に慎重な立場を取ることから、彼女の思想が自民党内の右派思想と一致していることを問題視。これに対し竹田恒泰氏は性別よりも国のために働く能力が重要と反論し、議論は白熱し制止されるまで進行。
この番組ではアナウンサーが強制的に議論を終了させる事態となった。
高市早苗氏の総裁選出に関連する議論は、日本社会における性別と政治思想の関係を浮き彫りにしています。その土台には、性別によるリーダーシップの選出基準の曖昧さが潜む。田嶋陽子氏の発言からは、高市氏の慎重姿勢が批判される背景には選択的夫婦別姓など、ジェンダー平等における政策の遅延が見えます。一方、竹田氏の発言は、性別に拘らず政策の実効性を重視すべきという視点を投げかけました。この状況を打破するためには、選挙公約にジェンダー視点を組み込むこと、社会全体で偏見を打破する教育プログラムを強化すること、さらには多様性推進のために政党が対話を通じて一歩進むことが必要です。価値観を刷新し、誰もが活躍できる環境を築くことが、未来の日本にとって不可欠です。
ネットからのコメント
1、田嶋さんは自分と同じ価値観以外の人は認めない。多様性を否定している人。女性の政治家を増やそうと言いながら、保守的な価値観を持つ女性が登場すると「この人はダメだ」と批判する姿勢がある。女性の活躍を本気で望むなら、思想の違いで女性リーダーを否定するのは矛盾している。思想や立場の異なる女性が存在することこそ、多様性の証である。にもかかわらず、「自分と同じ意見の女性しか認めない」姿勢は、多様性を狭める一種の排除である。
2、夫婦別姓はどちらでも良いと思っていたけれど、先の参院選で戸籍制度の維持には必要、必要な限り最大限旧姓使用の範囲を拡大すれば良いじゃないかという意見を聞いて考えが固まった。戸籍は世界にも類を見ない優れた制度で今更世界が真似をしようと思ってもできないのだそうだ。日本人であるということを保証する極めて強い制度。現代社会には改姓のデメリットは無論たくさんあるのだから、旧姓使用の不便を取り除いていけば良い。
3、田嶋さんは、「女」の人権を、殊更、強調するから、「女」であることを武器にしているのに気づいていないのだろうか。
それなのに、「ジェンダー平等」をいくら主張しても男性側が本質的に理解できるとは思わない。「男女の性差」があることを認識して互いの違いを尊重することから始める。そんな当たり前のことが理解できていないから、上野千鶴子さんや田嶋さんを含めたジェンダー学者が単なる日本の伝統文化を破壊する運動家に見えてしまって私は嫌いです。
4、これYouTubeのショートで見たけど、分が悪くなる発言されると田嶋氏はヒステリックな返しだもんな。竹田氏が言ってる事の方が筋は通ってると思った。良い悪いは別として田嶋氏はとても84歳とは思えないくらいパワフルだった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/11af624e340102e31a124c39adabcb788e187857,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]