日本維新の会の吉村洋文代表は関西テレビ「newsランナー」に出演し、自民党との連立交渉の舞台裏を明かしました。10月10日に公明党が連立から離脱したのを機に、吉村代表は10月13日に高市総裁から連絡を受け、重要な会談が持たれることになりました。その結果、連立合意が成立し、維新の改革案が国政に取り入れられることに至りました。

この合意には、議員定数削減をはじめとする12項目の改革が盛り込まれており、高市総裁はこれを実行に移す決意を示しています。高市総裁への信頼は100％であるとしつつも、自民党自体の複雑さについては注意を促されていると述べました。

現状、吉村代表が率いる維新の会の国勢は低迷しているが、意欲を持って自民党との連立を通じて改革を進めることを目指しています。特に物価高対策やガソリン減税について、高市総裁との合意が得られたことを強調しました。連立解消については、政策が実現されない場合もあり得るとし、「隗より始めよ」という理念のもと、議員定数削減を最初に行う意向を示しています。

政治体制の改革に向けて、熱意をもって交渉を進めた維新の成果がどう形づくられるのか、国民と政治家が見守ることになります。

コメント：

吉村代表の公言は、日本政治の改革を目指す鋭い挑戦として注目を集める。自民党との連立合意により、自党の政策を推進する試みは、移り変わる政治情勢に大いなる風穴を開ける構えだ。議員定数削減や物価高対策を含む具体的な政策の合意は、既存の体制に挑む革新的な一歩として評価できる。しかし、自民党との連立において、政治的信頼の不安定さや対話の困難さが予想される。まずは、合意に至った具体的な改革案について、実行可能性を慎重に見極め、国民に透明性を持って説明する必要がある。制度改革のオープンな対話を構築し、政治家が国民の声を反映させ、真の変革へと向かうことが急務だと言えよう。維新の力で日本政治が変わる可能性に期待しつつ、両党の連携が実を結ぶことを願う。

ネットからのコメント

1、今まで吉村さんと高市さんが話す機会がなかったのでしょうが、今回の公明党が離脱した時から高市さんと吉村さんが急接近し、お互いの政治にかける想いをぶつけた時、熱い者同士意気投合したのでしょう。多分、最初は吉村さんも進次郎派だったかもしれないが、高市さんを知ることで高市さんの方に大きな魅力を感じたと思います。

2、元大阪府民で実家が大阪ですが、維新が大阪を変えたのは間違いないことで、それは評価されて然るべきだと思いますね。今回自民党と歴史的な連立を組むことで、利権にまみれたぬえのような自民党議員たちを黙らせて議員定数削減やその他の改革を進められるのか、想像していなかった政権だけに期待したいところですね。議員定数削減は鈴木さんが小選挙区では難しいと言ってるので比例区が中心になると思いますが、これは天敵の公明党の力を削ぐことになるので維新にとっては願ったり叶ったりですね。

まあとりあえず数ヶ月、半年くらいは様子を見なきゃですね。

3、万博の閉会以降急接近した自民高市氏と維新吉村氏。 政治政策に熱い２人は思いも同じ日本のため国民生活のための根本が同じなので意気投合したような関係性が持てたようで国民玉木氏ではこうはいかなかったのかも知れません、ヌエのような自民党かも知れませんが高市氏には当てはまらないと思います、党は違えど理念などそうは違わずよい関係であるような印象があります。

4、吉村はネット番組でもあちこちで連立の舞台裏を詳しく語っているが、恐らくこれは既成事実を作ろうとしているのだろう。本人も認めるように、高市が維新との約束を破ってもペナルティはない。実際、過去にも約束破りがあった。吉村は国民に交渉の背景を細かく明かすことで、高市に対する期待を高めて逃げ場を塞ぐ狙いだろう。だから、これは国民の戦いでもある。国民が自民の背信を許さない世論を作り出せるか。できなきゃ国民はいつまでも自民のいいようにされるがままだ。維新は厳しい立場だし、これからが正念場。今回の連立で置いてけぼりと評される国民民主の玉木だが、個人的には必ずしもそうは思わない。

長い目で見れば「玉木が正しかった」と評される可能性もあるだろう。とはいえ、吉村にとって党の存続なんて二の次、三の次、結果が全てという覚悟を感じる。思い切ってやってもらいたい。自分は支持してる。