大阪府知事や大阪市長を務めた橋下徹氏は、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」に出演し、自民党との連立を組んだ日本維新の会の意思決定プロセスに対して強い批判を行った。21日に衆参両院本会議で高市早苗氏が日本初の女性首相として選出され、自民党と維新の連立合意が進行中である中、維新の意思決定プロセスが「幼稚園レベル」であると指摘した。
橋下氏は特に、維新の古株が自民党スタイルを模倣し、効果的な意思決定システムを構築していないことを問題視。政策を「ソフト」に、意思決定機関を「ハード」に例え、連立国政で必要とされるシステム構築が不十分であると強調した。これにより、維新は自民党との政策の齟齬を調整するための基盤が欠けている状況にあり、今後の対応が求められている。
橋下徹氏が批判した維新の意思決定プロセスは、党の成熟度を疑わせるものである。政党としての枠組みが具体的に整っていないため、政策の流れが不透明になっている現状は異常と言える。第一に、維新内で意思決定プロセスを標準化し透明性を向上させることが不可欠である。第二に、連立相手である自民党との立場を見据え、連携をスムーズにするために交渉技術と意思決定の制度設計を行うべきである。
最後に、国会議員団を中心に効率的なプロセスを実現するための人材育成も重要である。日本の政治の質を高めるためには、連立による政策推進をスムーズにする強固な制度が必要である。これができなければ、政治自体が信頼を失い、国民の政治参加意欲が次第に減退してしまうだろう。この問題の解決は急務である。
ネットからのコメント
1、OBの中にいますよね、こういう人。現役たちがやっていることを、経験則と先輩面で一刀両断にする人。公の電波でこき下ろすというのは、下品でしかない。維新もこの人を一切遮断してしまえばいいと思いますね。
2、維新はどうしても背後にこの人の存在がついて回る。この人がファウンダーだし、この人無くして維新はないんだけど、いまの立場は本当に微妙。応援したいのか、足を引っ張りたいのか不明。院政を敷きたいのか?自分にお伺いを立てろってことなのか?どっちにしても今の維新にとって、ちょっと面倒な存在ですね。
3、維新に限らず、野党はどこも似たようなものではないでしょうか。自民党は政策を立案・実施し、その責任を負わなければなりません。
野党は基本的にそれを批判する立場にあるため、複雑な意思決定プロセスは不要です。維新も与党になったことで、これから党内改革が進んでいくのではないでしょうか。
4、確かに、経験値からいうと、橋下氏の発言も一理あるかもしれない。でも、後輩らが頑張ってるわけよ。彼らの成長を見守って、必要があればアドバイスするとか、橋下氏こそ大人になれないのかな?と残念。その点、松井氏は大人。しかも、能力的には、吉村氏、藤田氏の方が、橋下氏より上だと思うけど。もしや、嫉妬心?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2f2391cc2a6e1d9c961a47993a3e266e061f30e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]