立憲民主党の野田佳彦代表は21日、国民民主党の玉木雄一郎代表に対し「永田町の回転寿司」の格言を引用し、「閣僚ポストのオファーを断ると次はない」と忠告した。これは、首相指名選挙で玉木氏が立民からの政権交代提案を拒否したことによるもので、立民はこれにより政権交代が不成立となった。野田氏は玉木氏が「柔軟に対応する」特性を持つため、まだ可能性を捨てたわけではなく、「立民の政策は現実的」と主張しつつ、今後の連携を希望した。
玉木氏は、安全保障やエネルギー政策の違いを理由に否定的な立場を示している。
政党間での協力が難航する現状は、政治の本質的な問題を浮き彫りにしている。各党が自身の信念を貫くことは重要であるが、対立が公益を阻害する場合、その姿勢自体が批判の対象となる。制度の欠陥として、議会内での柔軟性や連携の欠如が挙げられ、これが政策の停滞を引き起こしている裏には、個人の意地や党派性がある。「永田町の回転寿司」という比喩が示すように、一度機会を逃すとなかなか次が来ないのだろうが、これは政治家としては破滅的な考え方である。建設的な解決策としては、まず、党間の対話を定期化し、お互いの違いを尊重しつつ、国民の利益を最優先する共通の目標を設定することが必要だ。また、政策の柔軟性を高め、具体的な問題解決のプロセスを設計することで、停滞を排除できる。
最後に、公開討論会を開催して、透明性と信頼性を高めるという案も有効である。このような対策を講じなければ、政治は自身の機能を果たせなくなり、結果として国民の犠牲を強いることになるだろう。
ネットからのコメント
1、上手く行かなかったとしても、言い訳はなんとでも言えたわけで、何年か後の再登板はあり得たはずです。回転寿司はまた巡ってきます。上手く行かない事がほぼ100%の確率で予測出来たとしても、退陣までの数ヶ月で男玉木雄一郎ここにありを印象づけることは、いくらでもできたと思います。なのに、急に総理大臣の現実味が出てくると、途端にビビってしまい、敵前逃亡することに決めたわけで、今回のことで玉木雄一郎の(総理大臣の責任を担うことは本当は全く考えていない)本質を観た、と感じている国民は少なくないと思われます。
2、出来もしない連立だけど、とりあえずぶっ放してみたら意外と玉木さんが食いついてきて結構ネタになったから結構おいしかったと思うんだよね。立民はネタを提供してここにいるよとアピールすることが目標、この発言もその一環じゃないかな。
連立なんか出来るわけねーだろって玉木さんがアッサリ突っ張ればねぇ。
3、野田代表の「永田町の回転寿司」という表現は確かにユーモアがあり、政治の駆け引きをうまく比喩している点では面白い。しかし、玉木代表との関係性や政策の違いを踏まえれば、この発言は軽率に映る。そもそも立憲と国民民主では、安全保障やエネルギー政策といった国家の根幹部分で理念がまったく異なる。安住幹事長のように上から目線で「一緒にやろう」と迫られても、玉木氏が不快に感じるのは当然だろう。相手の立場や信念を理解せずに、自分たちの枠組みに引き込もうとする態度こそ問題だ。野田代表がこうした基本的な感覚すら理解できていないようでは、真摯な話し合いなど成立するはずもない。政治は理念と信頼の積み重ねで成り立つものだし、最低限の礼儀がわからない様では、、、
4、しばらくは自民党内からの瓦解は少ないかもしれない。外部の野党がしっかり目を光らせて監視してもらいたい。政権交代する為にしっかり仕事してほしい。政権構想、官僚の使い方、野党をまとめる力。与党を倒すには野党で連立するしかない。
次の衆院選頑張って欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/684f20ee0f02a59cba7d11f64c68841a1b5176c2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]