俳優の新井浩文は2018年7月、東京都内の自宅で派遣マッサージ店の女性に対し強制性交の疑いで逮捕され、2020年12月に懲役4年の実刑判決が確定し服役。そして2023年12月28日、舞台ゲストとして約6年10カ月ぶりに芸能活動へ復帰。一方で翌日の12月29日、「note」に「謝罪」の題で文章を公開、TBSのカメラが彼にサインを求めた際に《暗黙のルールを破った》と批判。
また、今後の自身の活動展望について述べ、犯罪者でも多くの職業に復帰できると主張し、一部で批判を受けた。

新井浩文氏による「note」投稿内容には多くの問題がある。まず、刑罰を終えた者として社会復帰が支持されるべきだが、その姿勢が傍観者には開き直りと映るのは無神経である。芸能界という特殊な職業環境があり、犯罪歴があっても復帰可能との発言は事実かもしれないが、それを当事者自身が言うことは慎むべきだ。制度上、事件後の社会復帰支援は重要だが、その際の言葉選びは慎重で協力者たちの信頼を損ねぬよう配慮が必要だ。まずは、社会への貢献を優先し、謝罪と反省を示し続ける姿勢の保持、失言による誤解を避ける言葉選び、被害者への配慮を徹底するべきである。芸能界の寛容さについて語るのではなく、社会全体で復帰支援のシステムを見直すことこそが求められている。
正しい努力が評価される社会の構築が急務だ。
ネットからのコメント
1、こんな事言えば、「自分本位で反省していない」と言われるのは、分かり切った事だと思うが、それでも言ってしまうのは元来の性格だろう。魂の殺人と言われる、性犯罪の被害者女性にとっては、黙って社会の端で目立たずに生きとけよ、という気持ちだと思いますが、そう言う気持ちを汲む気は無いようですね。
2、メディアにつきまとわれて思うところがあったのは分からないでもないがそもそも身から出た錆だし、ほかの仕事も普通に出来るというのならなぜメディアが中心の芸能界に戻ってきたのって話結局普通の仕事には戻れなかったからでしょう一般的にも前科情報というのは共有されるから黙っていてもいずれ判明するし、素直に申告しても基本的には受け入れてもらえない例えば窃盗の前科がある人にレジ打ちとか品出しとかさせることにリスクを感じるのは当然だよねって話他にも仕事を選べたけどあえて芸能界を選んだという言い方は正しくないし、結局芸能界に戻ってるんだからそりゃ甘いと言われるでしょうよ
3、本当に一言多いと思う。ユーモアを込めたコメントという所が釈然としないし、何か 自己評価の類いのような印象さえ与えるのでは。 本当に自分を必要とする人達に報いる気持ちがあるなら、虚心坦懐の姿勢が自然と表れるんじゃないのかと素朴にそう思う。
4、復帰にあたって考えなければならないのは、被害者の感情だと思います。刑は終えてもそれで終わりではないと思います。被害者のその思いというか感情を汲む必要があるのではないでしょうか。復帰はそれいかんだと思います。復帰を望まれるのであれば、それからでも遅くはないと思います。
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