共産党は、れいわ新選組と社民党との連携強化を目指しています。これは、保守色の強い高市政権に対抗するためであり、立憲民主党が「中道路線」を進める現状に危機感を抱いているためです。しかし、れいわは独自路線を維持し、社民党内でも共産党主導への警戒感が強いことから、3党の温度差が埋まるかは不透明です。26日、共産の田村智子委員長と社民の福島瑞穂党首が東京都内で合同街頭演説を行い、軍拡反対での共闘を訴えました。
また、共産党はれいわとも接触し、18日に山添拓政策委員長と大石晃子共同代表が国会内で対談しましたが、大石氏は「独自でやるほうがいい」と距離を置いています。

この状況を鑑みると、3党の協力関係は理想と現実の間で揺れています。現状の日本政治における対抗勢力の不在は、国民に多様な選択肢を提供できない状況を作り出しています。共産党の動きはその打破を試みていますが、内外の温度差が変革の壁になっているのは明白です。

現実的な連携方法として、共通の議題に絞って協力し、各党の独自性を尊重する形式を取るべきです。
共同街頭演説や政策コンテンツのオンライン共有は良い始まりといえます。
各党の政策を詳細に検討し、共通の目標に合致する部分での協力を進める、小さな成功を積み重ねることが鍵です。
民主的なプロセスを維持しつつ、科学的かつ合理的な議論を通じて支持者の理解を得ることが必要です。
日本の政治が多様性を取り戻し、国民により多くの選択肢を提供できる未来のためには、対話と妥協が不可欠です。この課題に真剣に向き合うことで、より健全な民主主義が実現されるでしょう。
ネットからのコメント
1、立憲民主党が「中道路線」だとも思えないし共産党がリベラル勢力という勢力なのかはわからないが軍拡反対というのは中国に向けて言って欲しい。軍拡反対、憲法改正反対、国内で政権に対抗するだけでなく現実的な路線にシフトしていくべきなのでは。
2、何故にリベラル=憲法改正反対・軍拡反対という構図になるのでしょう。人の尊厳を守るために、民主主義を守るために戦うというリベラルの人はたくさんいるでしょう。そういう人たちは軍備の必要性をしっかりと認識している。アメリカでリベラルと言われる民主党なんて、戦争してばっかり。
それが良いとは言いませんが…。戦う能力の重要性はどこの国のリベラル政党でも認識しているでしょう。それからすると、共産党はじめ、れいわや社民党は、リアリティのないエセ平和主義を安全な場所から唱えているだけに見えてしまいます。左翼であっても、リベラルとは別物だと思います。リベラル勢力、なんて表現するのはリベラルな人たちにとっては迷惑千万では。
3、立憲が公明党に接近しており、共産党とは手を組まないかもしれない。それで、残りの選択肢の社民やれいわに接近しているのだろうか。ただ、与党の批判やスクープだけでは、支持は拡大しない。時代に合った実現可能な政策を打ち出さないと、支持者の高齢化が進み、党勢は衰退の一途かもしれない。
4、リベラル政党でもない共産党がどうやってリベラル勢力を結集しょうと言うんだ。田村さんも訳分からんことを言ってはいけない。もう今は政党の体を成していない社民党はともかく、れいわは護憲とは言えない。改憲賛成が国民の過半数を超える現在、護憲に魅力を感じる若者がどれほどいるのか。党首公選を主張した古参党員を民主集中制とかで簡単に除名しするようでは戦前のスパイ査問事件の頃と何ら変わらない。
更に、プロレタリア執権、天皇制反対、などどこを切りとってもリベラルなど考えられないのが日本共産党の本当の正体だ。騙されてはいけない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/441c5666d4217047a2166151daa03dbf544d886d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]