鈴木憲和農相は、30日に放送されたTBS系の年末バラエティー特番「年末ジャポン」に出演し、前農相の小泉進次郎氏について「大好き」と発言しました。MCの田中裕二が、小泉氏のコメ政策について尋ねると、鈴木氏は「小泉劇場」と書かれたフリップを掲げ、小泉氏がメディアに頻繁に登場することで、農林水産省が注目を集めたと感謝の意を述べました。

会話の中で、小泉氏に対する尊敬の意を繰り返し表現しつつ、政策伝達の上手さや彼の指導力に対する評価を示しました。鈴木氏の発言には、自民党の方向性を伝える小泉氏の能力に対する高い評価が含まれています。

鈴木憲和農相のコメントは、政治の透明性と理解を高める上で一つの新しい風を感じさせます。彼が小泉進次郎氏のメディア露出を評価する姿勢は、一見、政策討論の表層に留まっているかに見えますが、実は日本の政治文化に対する深遠な問いかけを内包しています。農政の重要性が小泉氏の活動で浮き彫りになったという点で、既存の制度が抱える広報不足の問題を如実に示しているともいえます。しかし、小泉氏の手法に依存しすぎるのではなく、農政の持続的発展のために自らの政策で注目を引く工夫が求められます。一つ目の解決策として、農政に関する情報発信の専門チームを編成し、定期的な報告を行うことが考えられます。

次に、多様なメディアを駆使し、国民に農業政策の改善点を具体的に示すキャンペーンを実施すべきです。第三に、国会審議における農業問題の優先度を上げ、制度的支援と予算配分の見直しを進めるべきです。農政が生活に密接しているにもかかわらず、注目度が低い状況は改善されるべきであり、この点で小泉氏の影響力を積極的に学ぶとともに、自分たちの立場でも新しい道を切り開いていくべきです。

ネットからのコメント

1、お米の価格を ２倍以上のぼったくり価格まで高騰させたおかげで もち米まで高騰してしまった農林水産省出身の族議員 大臣の鈴木憲和は ぼったくり価格まで高騰したお米の価格を 農林水産省とＪＡに忖度し だぶついているのに ぼったくり価格の高値で高止まりさせようとしてるお米券は ＪＡが受け持ち 手数料かＪＡに入る国民をないがしろにする鈴木憲和農林水産大臣を更迭すべきこんな大臣は必要ない

2、鈴木農相の「小泉進次郎さんのことは大好き」というコメントには、どこか不気味さを覚える。むしろ腹の内は逆なのでは、と勘ぐりたくなる。東大法学部から農水省という典型的なエリート官僚コースを歩んだ鈴木氏と、親の影響が囁かれるコロンビア大学出身の小泉氏。

両者の経歴を見比べても、鈴木氏が突然「大好き」と持ち上げる理由は見えにくい。テレ朝「羽鳥モーニングショー」出演時の様子を見ても、副大臣時代に農水大臣だった小泉氏と深く議論を交わしていたようには見えない。政策面でも、小泉氏は「米の増産で価格を下げる」路線、鈴木氏は「減産と市場任せ」で農協寄りの価格維持派と、方向性はむしろ対照的だ。さらに、お米券発行をめぐる批判が続く中でのこの“急な好意表明”である。東大卒らしい計算高さで、出世のために前任者へラブコールを送っただけではないか。そう思わせるほど、あまりに見え透いた官僚的振る舞いだ。

3、一連の騒動は現大臣の人格をよくあらわしていると思います。今のところ狭い視野でお米業界の衰退消費者のお米離れを加速させ日本に悪影響が多いと感じます。大臣は税金で働いているので支払う側としてはどうにかして欲しいと考えてしまいます。

4、農水省には、農業や作物学の実態を十分に理解していないのではと感じる場面があります。「需要に応じた生産」を法制度化するのではなく、作物生産の再試行が困難な特性と技術的制約を熟考し、それを前提にした政策判断が必要です。

農水省が本来向き合うべき優先課題は、生産調整やおこめ券ではなく、生産者の急減や高温・干ばつによる影響です。担い手が持続的に生産できる技術体系の構築が必要だと考えます。湛水移植栽培やコシヒカリ偏重を始めとした旧来の体系に固執すれば、労働力不足と気候変動に対応できず、米生産の持続性は損なわれていきます。持続可能な米生産に向けて、乾田直播の生産安定化対策や、高温・病害に強い品種育成は、農家戸数の減少にも適応できる次世代の基盤となります。農水省は減反的思考を改め、技術革新を軸とした生産力強化へ政策を転換すべきです。