安倍晋三元総理を銃撃・殺害した山上徹也被告に対する裁判が進行中。2022年7月、奈良市で参院選応援演説中の安倍元総理を手製のパイプ銃で襲撃した山上被告(45)は殺人罪に問われており、12月18日の最終公判で検察側は「無期懲役」を求刑しました。事件の背景には、被告の母親による旧統一教会への多額の献金があり、被告自身旧統一教会への憎しみを動機として認めています。
弁護側は一部の罪の成立を争う姿勢を示しています。判決は1月21日に予定されています。

この事件は深刻な社会問題と制度の欠陥を浮き彫りにしています。山上徹也被告による安倍晋三元総理の銃撃事件は、旧統一教会との癒着や献金問題、そして、それが招いた極端な行動に焦点を当てるべきです。まず、宗教団体と政治の不透明な関係が問題の根源となっています。次に、献金による家族破綻が生じる制度上の欠陥も無視できません。そして、銃器の容易な製造が重大事件を可能にした点も警戒が必要です。これらの問題に対する解決策として、宗教団体と政治の関係を公式に監視する新しい法律を制定すること、献金を制限し、家庭を崩壊から救う制度の強化、銃器製造についての規制の強化が考えられます。これらの取り組みを通じて、私たちの社会を安全で公正なものにする責務があり、現状の不透明さを許してはなりません。


ネットからのコメント
1、この事件について考える上でどうしても思ってしまうのは、山上被告のような境遇に追い詰められるまでに苦しんでいる人がこの国にはかなりの数いたというのに、ここまでのことをする人が出てくるまで結局統一教会が裁かれることは無かったということなんですよね。 かつて芸能人の入信スキャンダルで騒がれたこともあるし、被害者の会も存在し、被害者救済のために活動されている弁護士やジャーナリストの方もいた。自民党所属の政治家に陳情に行ったこともあると聞きました。
けれどそれでも一向に状況は変わらなかった。テロや殺人を肯定するわけではないけれど、山上被告が、というか旧統一教会の被害者の方々が真に報われる方法が果たしてこの国にこの他にあったんだろうかと思わざるを得ない状況であるということがやるせなく、また怖いです。別の事案でも、このような境遇に追いやられている人がまだいるかもしれないと思えて。
2、母親が過度に守られてることに違和感を感じます。被害者でもありますが、やはり子供からすれば加害者でしかなかったのだし。今も宗教やマルチに没入している方は多くいると思うが、未成年も含め、親族により資金、資産を凍結出来る制度などが欲しいと感じます。
3、公務員である検事は、元総理が殺害されたことで、無期懲役を求刑するのでしょうが、被害者の命には軽重はないわけで、元総理だから無期懲役というのはどうかという意見も出てくるでしょう。元検事の前田さんのコメントにもあるとおり、要人に対する犯行で影響も大きいとありますが、これが、純粋な政治テロであるなら、個人の命のみならず、民主主義を壊そうとすることにもなり、罪も重くなりますが、今回のはそうした意味合いはないのであって、無期としなければならないほどではないという考え方もあるでしょう。
特リュウによる狛江の強盗殺人事件の実行者は、他に強盗傷害事件に関与しながら無期でした。極悪犯でも無期になるのですが、今回の犯行は、狛江の極悪犯と同等でしょうか。最終的にどのような刑になるのか、興味深いです。
4、山上被告がいてたから政治家と宗教の関係、付き合いが大きく変わったし悪質な献金が公になった。この事件がなければいまだに安安と活動は続いていただろう。被害にあっている信者にも返金がなされるし、教団は解散命令だし山上被告の功績は大きいと思う。安倍さんを殺したのがダメだとは思うが、本当にこの事件で多くの信者が救われたのも事実。再犯の可能性も極めて低いしなんとか初犯だし懲役5〜7年くらいで社会復帰させてあげてもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bf5e7f7d4ee5cea3b882f50ee40c998dc6145032,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]