18日に衆議院法務委員会で、「旧姓の通称使用」をめぐる議論が紛糾しました。立憲民主党の松下玲子議員は、第6次男女共同参画基本計画の策定に向けて内閣府が「旧姓の通称使用の法制化」という文言を答申案に独断で加筆していたことを問題視し、高市早苗総理の持論に反するこの加筆の経緯について質問しました。由布和嘉子官房審議官は、自由民主党と日本維新の会の連立政権合意書に基づくものと回答しましたが、松下議員は公務員としての中立性に疑問を呈しました。
この議論は堂々巡りとなり、階猛委員長が由布審議官に端的な回答を求め音声を一時オフにする場面もありました。最終的に松下議員は、政府見解が変わったのか変わっていないのかを明確に示すよう求めましたが、明確な回答は得られませんでした。

この事態は、政府内の透明性とコミュニケーションの欠如を浮き彫りにしています。与党による合意がどのように政策に反映されるべきか、政府内部のプロセスと方針の転換が不透明なまま進んでいる現状は異常です。まず、政府はプロセスの透明性を確保し、政策の背景を明らかにするべきです。さらに、重要な国民的合意事項については開かれた議論を通じて明確な目的や目標を設定し、政策の方向性を国民に対して明示すべきです。そして、公務員は憲法に定められた中立性を維持し、特定政党や個人の意向に流されず、国民全体の利益を最優先に考えるべきです。
このような問題を解決していくためには、政治的な策動がない透明な議論とプロセスが欠かせません。国民は曖昧な政治的操作ではなく、明確で公正な政策の実施を求めています。

ネットからのコメント
1、立憲議員のこういう失言狙い、揚げ足取りをするところが本当に大嫌いです。だいたい選択的夫婦別姓を支持しているのは一定の思想主義に嵌っている一部の連中だけです。次の衆院選では立憲議員の多くが落選して、そう遠くないうちに解党されることを心底願っています。
2、立憲議員の質問の仕方はどうかなと思う事が多い。官僚が答えられる範囲を超えてもしつこく詰問するのは止めるべき。また、立憲は言葉尻を捉えて大騒ぎするので、答える方も型通りになり、押し問答で時間の浪費になっている。立憲はどうしようもない政党だなぁ。
3、政府見解を変える権限があるのは内閣総理大臣と担当大臣だけなので、官僚が「変わりました」とは言えません。
(ちょっとフライングした場面はありましたが)ですが、指示書の内容を素直に読めば、従来の政府見解と異なる作業を指示されているのは明らかなので、今後の国会のことを考えると「変わってません」とも言えません。「YESかNOか」どちらにせよ、官僚に回答する権限はありませんのでこのような回答に終始するしかありません。それを分かっていて追及するんだから意地が悪いというか……首相か法相か、どちらかに答弁を求めればいいのに。
4、このやり方にはデジャブを感じました。高市首相の「台湾有事」発言を引き出した時の岡田氏のようですね。「政府見解の変更」については、一官僚をしつこく追及するよりは首相・管轄大臣を質すべきだと思います。私には最近の立憲民主党のやり方には違和感が多すぎるように思えます。・具体的に答えるようにしつこく追及しておいて、具体的に答えれば「曖昧にすべき」・今まで首相や閣僚に「ペーパーではなく、自分の言葉で語れ」という論調だったのに「官僚作成の答弁書にアドリブを加えた」と批判・変更の権限がないので、曖昧に答えるしかない官僚を「自分が望む回答をするまで」何度も追及私は高市政権(自維政権)を無条件に認めているわけではないが、今の立憲民主党のやり方では多くの人が反感が先に来る。
立憲民主党(野党第一党)への不満・不信>高市政権への真っ当な批判となるような事態を生んでも国民にとっては不幸でしかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/77a5116513bd88031fb9cfbebe3f4393f2ca6a44,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]