北朝鮮外務省の「日本研究所」所長は、10月20日に日本の首相官邸関係者が「日本は核保有すべきだ」と発言したことを受け、強い反発を示しました。朝鮮中央通信が翌21日に伝えた内容によれば、所長は日本が核武装に向かっていることを「危険千万な軍事的妄動」とし、「戦犯国の野望」だと主張しました。また、日本による原子力潜水艦の保有に関する議論を指摘し、日本政府が核保有への道を切り開くために世論を作り上げようとしていると批判しました。
この反発は、北朝鮮自身が核ミサイル開発を加速させ、多数の核弾頭を保有しているとされる中での発言です。

一国の官邸関係者が核保有を公言することの問題は、単なる発言の域を超えて、国際社会の平和と安全に深刻な影響を及ぼす可能性があります。まず、核武装の提唱は、戦後日本が築いてきた非核三原則を転覆しかねず、これまでの平和主義に対する根本的な挑戦です。さらに、こうした発言は近隣諸国との不必要な緊張を引き起こし、アジア地域の安全保障環境を不安定化させます。制度的には、こうした発言が容認される国家体制そのものが再検討されるべきでしょう。まず第一に、政府内における責任ある発言の管理体制を強化し、外交的対話を促進することが求められます。次に、国際的な非核化への協力を強化し、地域の信頼醸成を進めることで、平和的な解決策を追求するべきです。
そして、第三に、社会全体で非核三原則の重要性を再確認し、公共の理解と支持を得る努力が必須です。このまま核保有の議論が放置されれば、平和と繁栄の価値観が失われ、より深刻な国際対立を引き起こしかねません。
ネットからのコメント
1、北朝鮮は近年、核ミサイル開発を加速化させており、多数の核弾頭を保有しているとみられていると、記事にある通り、危険な妄動はどちらか?と。ここまで反発されるとは、やはり正しいことの証になるでしょう。核保有は抑止力の効果が高そうだということです。
2、どの国々も自国を守るのが最優先です。日本は、アメリカに守ってもらうのが前提になっています。アメリカが日本を確実に守ってくれるか不安です。日本は憲法を改正し核を保有する。又は、アメリカの空母に核を搭載し日本に、持ち込んでもらい、いつでも反撃出来る状態にする事が大事ですね。こちらから先制攻撃はしてはいけないが、反撃が出来ない状態だとやりたい放題に攻撃されて沢山の命が失われます。核や反撃能力を持つことで抑止力になります。北朝鮮も核を持つことで抑止力になっています。
日本は、残念ながら中国、ロシア、北朝鮮と世界中で一番危険な地域にあります。いつまでもアメリカは、守ってくれません。自国を守る為に核が必要です。
3、核保有国にがぬけぬけとどの面下げて言うのか。戦後80年、もう時代も世界の状況も違う。相手の良心や他力本願では自国を守れない。核は無いにこした事はないが、それに代わる同等以上の安全な兵器が出てこない限り現実として無くす事は不可能。ロシアの様に核を持った国が持っていない国を侵略してきたら、核を使われない様なさじ加減で抵抗するしかない。原発を攻撃されても同じ事。日本も他国の侵略を受け入れるつもりがないのであれば、自国を守る為に核を持つ事は致し方ない。
4、核爆弾に関しては、方法は別にして獲得した国は人類が滅ぶまで保有を続けるだろうし、廃棄や廃絶などないだろう。とすれば、国連加盟や政治的に安定、軍やそれに類する組織が政府に管理されているなどの厳しい条件を課したうえで、それらの国に一発ずつ配布、配備すべきと思う。これが正しい抑止力。力を誇示するものは、力のないものの言う事など耳を貸さない。
平等に力を与えて、初めて対等。それと、力を行使するかどうかは別問題。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b57bfccb2014f93e8a83b1827b31fd8b33a920e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]