イギリス・ロンドンにおける旧王立造幣局跡地への中国大使館移転計画が、規模の大きさや安全保障上の懸念を理由に市民やメディアから強い反発を招いています。大使館敷地は東京ドーム半分に匹敵する大規模で、ロンドン塔や金融街「シティー」の近くに位置。地下には機密通信ケーブルが敷設されており、情報傍受のリスクが指摘されています。世論調査では反対が賛成を上回る一方、スターマー首相は安全保障と経済関係のバランスを模索。
移転承認は2025年1月20日までに行われると見込まれています。中国側は建設進行を国際的義務と主張しており、英国政府は経済制裁への懸念から板挟み状態にあります。

これは明らかに社会問題と安全保障が絡む内容ですので、批判型のコメントを提供します。
中国大使館の移転計画は単なる施設の問題ではありません。東京ドーム半分近い敷地面積に地下通信ケーブルが含まれる形状は、英国土の安全保障を脅かしかねない設計です。さらに、戦略的な金融街と観光地のそばという立地は、中国の影響力を過大に認める結果になるでしょう。中国の「国際的義務」という主張は、実質的な権力行使であり、英国の核心的利益を軽視しています。
この問題の背景には、英国政府が対中経済報復の可能性を恐れるあまり、国家安全保障を犠牲にする姿勢が浮き彫りとなります。
これこそ制度の欠陥です。英国は独立した主権国家としての立場を守り、国家利益と価値観を基準に政策を進めるべきではないでしょうか。
まず、情報監視の徹底と敷地の再検証、さらにクリアな透明性を確保する法律制定を実行。次に、国際的に協力し、欧州連合などと圧力を共有して中国との経済報復を緩和する外交政策を展開。その上で、市民の懸念に即した対話を強化し、世論の支持を得るべきです。
安全保障より経済的利益が優先される世界は脆弱です。秩序を守るためには、リーダーが毅然とした態度で意思表示をする、そんな時が今訪れています。
ネットからのコメント
1、それだけ反対が賛成を大きく上回っていても、移転を承認する背景が経済報復を恐れると言うより日本と五十歩百歩である間違いだらけの政治的な忖度が働いているのだと素朴に思います。この話を見ていても、あの国に対するなぁなぁの態度や言動が、やがて取り返しのつかない事になっていくのを強く印象付けられます。
2、何年後かに後悔することになると思うけどね。中国からは手を引くのが一番。どうせ中国はこれからは衰退する。
経済は下降の一途、世界でもこれほど急激に訪れたことはないほどの少子高齢化、レアアースは他国で生産される、規制もロクにせずにレアアース生産していたために汚染されまくった国土、侵略し続け抑圧してきた地域の反発………まだまだあるよ。中国がこれからも向上するとはとても思えない。それでもなお中国を頼ろうとするのであればやればいいけど、イギリスが中国のスパイ天国となればヨーロッパへの悪影響は計り知れない。イギリス一国の問題では済まなくなるんだけどね。
3、名古屋を思い出してくれ。現在愛知学院大学があるところだ。10年ほど前公務員宿舎跡を中国が領事館用地とし買収しようとしていたのを当時市長の河村たかしの英断で撤回させた。安保上の懸案になり得るものは排除しないといけない。
4、「市民の間でも中国に対する懸念があがっています。世論調査では、反対する人が賛成を上回っています」と伝えた。賛成26%、反対45%、不明29%だった。→イギリスや各ヨーロッパは日本の少し先を行ってる気がします。イギリスやEU各国で起こっている様々な問題は、これから数年後に日本に起こるようなことなのでしょうね。
当然、日本でも同じような事態になれば似たような数字になるか、もっと反対が多くなるかもしれません。先に、ヨーロッパがお手本を示してもらってるにも関わらず、日本政府の外国人問題の取り組みは、あまりにも消極的で遅すぎる気がします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f02ee3a444cb5472f5a66e5335d98919c50596ba,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]