元日本代表のサッカー選手、三浦知良（58）が「第76回NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員に選出され、注目を集めています。しかし、彼の現役選手としての評価は揺らいでいます。今シーズン、JFLアトレチコ鈴鹿でプレーしたものの無得点に終わり、チームは地域リーグへ降格。YouTubeには、カズが24歳の若手選手のフリーキックを奪うようなプレーの動画が137万回再生されるなど、批判の声が目立っています。

ネット上では、「若手にチャンスを与えるべき」との意見が多く見られ、58歳という年齢での現役続行に疑問を呈する声が上がっています。還暦プロサッカー選手を目指すカズですが、現実と理想のギャップが広がりつつあると批判されています。

三浦知良選手の現状は、数々の功績を持つレジェンドでありながら、その引き際を見極められないという問題を浮き彫りにしています。まず、彼の固執が若手選手の発展を妨げているとすれば、それはプロスポーツの健全な未来に影を落とすものです。さらに、スポーツ界全体が高齢化する中で、引退後の第二のキャリアに対するサポートが不十分であることも明るみに出ています。カズのようなレジェンドが次のステップを見つけやすい環境作りが急務です。解決策としては、1）ベテラン選手向けのキャリア相談窓口の設置、2）スポーツコミュニティと連携し、引退を促すためのガイドラインの策定、3）現役選手が引退後も活躍できる場の創出が挙げられます。

若い世代に道を譲ることが、新たな先陣を築くための真の価値観となるのです。カズ選手だけでなく、日本サッカー界全体がこの問題を直視し、行動を起こさなければ、未来は閉ざされたままでしょう。

ネットからのコメント

1、ここに書かれてるシーンは一通り見てます。切り取りかもしれないけど、にしても、です。全てにおいて落ちてます。若い人はカズのいい頃を知らないでしょうが、アラフィフの私はリアルタイムで見て来ました。一言で言えば、カズはこんな選手ではなかったということ。FKを奪うことだけは昔と変わってない。気持ちだけは若い頃のままってことですかね。フィジカル的には年齢とともに落ちるのはわかりますが、技術面も劣化してます。技術もそれ単独では成立せず、フィジカルがあってのテクニックであるということなんでしょうね。キレというのがそれに当たるのかもしれません。気持ちが若くなければ続けられないと思います。老け込んだら終わり。でも、気持ちだけは若いのはこうなる、と体現してくれてる感じです。若手から奪ったFKは偶然入らなかったのではなく必然でしょうね。

2、鈴鹿ではチームに貢献できなくて地域リーグに降格させといてｊ3のクラブに移籍って無責任だと思う。結果を出してないのに個人昇格なんてありえない。鈴鹿の降格が決まった時はあまり悔しそうな表情を見せてなかったし、この時点で俺はもう関係ないからと思ってるだろうな。これでもし福島がＪＦＬに降格したらカズは降格請負人になると思う。

3、いつまでも泥臭くしがみついてやるのもいいけど、やっぱり引き際って大事だなって思う。お金はくさるほどあるだろうからゆっくりすればって思うけど、逆にお金がありすぎるから、やってけるのかな、とも思う。若手の育成も大事だよな。

4、還暦でプロとしてピッチに出ることを否定していない。ただ、採用するチームとしてはサポーターに対する説明責任はあるよね。チームはカズにどのような役割を期待しているのか。少なくとも誰の目にもプレーヤーとしての即戦力ではないということは明らかなのだから。また、カズは鈴鹿で『その役割』を果たすことが出来ていたのか、果たしていたからわざわざ60歳を迎える選手を取るのだと。