日本の官邸関係者が「核保有すべき」との趣旨の発言を行い、これに対し北朝鮮は21日、朝鮮中央通信を通じて強い非難を表明しました。北朝鮮外務省の一部である日本研究所は、この発言を「極めて挑発的」とし、日本が長年核武装化を追求してきた証だと批判しました。また、北朝鮮は「戦犯国・日本の危険な軍事行動を阻止すべき」と主張しました。

同時に、中国外務省も19日にこの発言が事実であれば「極めて深刻」との警戒感を示しています。

この報道は、日本の核保有に関する議論が国際的な緊張を高める要素として浮き彫りになっています。まず、核保有発言は日本の安全保障政策における重大な変化を示唆するもので、その影響は東アジア全体の安定に直結すると言えます。このような挑発的な発言は、核不拡散体制を揺るがし、国際社会への信頼を損なう危険性があります。また、戦後の平和憲法を基にした日本の平和主義的立場を再考させる恐れがあり、非常に問題視されます。したがって、まずは国際的対話を強化し、地域全体の安全保障の枠組みを再評価する必要があります。さらに、日本国内においても、核武装に関する国民投票を実施し、民主的プロセスを通じて国民の意思を反映させることが求められます。

それに加え、アジア地域の信頼醸成措置を講じ、緊張緩和に努めるべきです。核の脅威を通じて支配を目指すのではなく、平和的解決策で複雑な国際状況に立ち向かうべき時です。

ネットからのコメント

1、そもそも法で禁止されてるしあり得ない話。個人の意見をオフレコで言ったのに約束破って公表したマスコミの責任の方が大きいと思う。人それぞれ考えは違うし意見も色々あるのは当然の事。それを踏まえてのオフレコ発言なのに他国にまで広めてしまったのはマスコミの責任以外の何物でもない。公表理由を正義感ぶって言っているがスクープ欲しさに約束破るのはどうなのか？守秘義務がある中でそれを破ったわけだからキチンと処罰するべき。

2、最近の核保有すべきの記事ですが、オフレコが無かった事にしてませんか？しっかりオフレコって事を書かないと駄目でしょう。ま～中国も北朝鮮も日本が核を保有すると脅威なのがわかります。ロシアも批判をするとは思うけど（もうしてるのかな？）、ロシアの大都市はどちらかと言えば欧州側ですから中国や北朝鮮よりはうるさくないかも。こういった国が脅威になるって事は核抑止力があるって言ってもいいのでしょうね。

核保有や非核三原則を含めて国会などでしっかり議論をする時期や時代になってるのかもしれません。

3、日本が核武装しても中国や北朝鮮にとやかく言う資格はないが、日本も日本人もどうやって自分の身を守るのか、よく考えて覚悟を決めないといけない。現実、ウクライナは核武装を放棄したからロシアに侵攻された。それに中朝露などに侵略された時に手を挙げていたら何もされないなどというのは甘々の幻想に過ぎない。無用な理不尽な喧嘩を売られないためにどうしたらいいか準備をしなければならない

4、核のない世界が理想郷であることは間違いないのですが‥残念ながら我が国の周辺には、反日思想を持ち、かつ、核兵器を保有する国が複数存在しています。日本で核保有論が出たときに断固反対の意思を見せた国は、そうした国々です。日本にはあまりない考えですが、諸外国では基本姿勢として「やられたらやり返す」という考え方があります。将来、日本に何らかの軍事的行動を考えている国があるとすれば、日本に核を持たれると非常に都合が悪くなるのでしょう。