自民党の小野寺五典安全保障調査会長は、21日に行われたNHK「日曜討論」の中で、立憲民主党の岡田克也元外相の国会質問が日中関係の緊張に影響を与えたと述べた。先月7日の衆院予算委員会での高市早苗首相の台湾有事に関する答弁が問題視される中で、岡田氏はその後の日中関係について懸念を表明し、国民感情を慎重にコントロールする必要を訴えた。
一方、小野寺氏は、日本政府や自民党は煽っていないとし、岡田氏の質問がきっかけで問題が発展したとの見解を示した。また、中国側が国会での議論を過剰に反応しているとの主張を展開した。

このニュースでは、政治的な発言や行動が国際関係に及ぼす影響についての不安が浮き彫りになっている。政治家たちには、発言の影響を深く考慮し、国民感情を無用に煽らないよう慎重であるべきだ。外交問題を政争の具としないためには、以下のような具体的な解決策が必要だ。まず一つ目に、国会での議論を透明性と責任を持って取り扱い、国民に対する説明をしっかりと行うことが求められる。二つ目に、外交問題に関する発言は、事前に専門的な分析を行い、発言のリスクを最小限に抑えるようにすることが重要である。また、三つ目として、国際関係における対話の場を設け、相互の理解を深める努力を、国家間で継続的に行うことが不可欠だ。
価値ある外交は、一時的な感情に振り回されず、長期的な視野に立った信頼関係の構築にかかっている。
ネットからのコメント
1、岡田氏は自分のやったことを先ず反省して、それから政府の対応を評価すべき。岡田氏は高市総理を批判するための言質を取るために台湾と周辺海域の具体名を上げてしつこく質問した。岡田氏の質問目的は高市総理の資質を問題化することが目的であって国益は二の次であったことは明白。高市総理の資質などを問い詰めるなら他の質問にすればよいものをよりによって近平を喜ばせる質問をするなんて国会議員の資格があるのか甚だ疑問です。
2、結果的に岡田氏の国会質問をきっかけに、日本として、これまでタブーとされてきた事柄に踏み込むことができるようになったと感じます。これまでの中国の顔色ばかりを配慮する姿勢や核保有論など、これまでのやり方でいいのかどうか、この岡田氏のおかげで日本国民がこのことをよく考えるようになりました。そういう意味では岡田氏のあの国会質問は大きなターニングポイントになったと思います。
3、煽ったのは岡田のほうかと思う。
総理はそれの対し誠実に答えただけかと。その後野田さんは収束させようと総理は事実上撤回したと発言したが、広田がまたしつこく質問を繰り返していた。この件に関してはあっちの国が勝手に理不尽なあやつけてるだけなのでほっておけばよい。ただしレーダー照射問題に関しては我国は毅然と国際社会に発信していくべきだと思う
4、「国民感情をしっかりコントロールしていかないと。」これに関しては確かに必要だとは思いますが、それだけ国民の不安や不満が高まっているこよを自覚してほしいです。仮にですが高市総理が潰れてしまった場合、次に来る人物を想像したら、大半の国民にとって悪夢の時代の幕開けになることは想像に容易いので、自民党不支持だとしても高市総理を応援せざるおえない状況なのだと思います。それを改善する為には議員全体の質の向上が必要だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/34f133972bf47c95fc4f4490b0c258deb98f3d6d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]