今回の事件は、2025年12月13日に開催された「THE W」での審査に関するもので、「霜降り明星」粗品さんが審査員として出演し、後にFM大阪の「赤maru」で哲夫さんが彼の審査の長さに苦言を呈しました。これに対し、粗品さんは自身のYouTubeチャンネルで哲夫さんの審査への不満を51分にわたり表明しました。粗品さんの動画は単なる皮肉を超え、本気の批判として広まり、特に医療従事者への確認を行い哲夫さんの減点理由について疑問を提起するなど、哲夫さんの評価基準について問題視される事態となりました。
この意見の違いは、芸人間の見解の相違にとどまらず、審査の質や公平性に対する関心を高める結果となっています。
この問題の核心は、審査員としての責務の理解不足にあります。粗品さんが言及したように、審査員の役割は出場者の芸を正しく評価することであり、正確で公平な判断が求められます。現状では、審査の基準が曖昧であり、哲夫さんによる審査はその欠陥を露呈しました。一つは審査基準を明確化し、透明性を持たせることが必要です。次に、審査員自身の知識やリサーチを強化するためのトレーニングが求められます。さらに、審査後のフィードバックセッションを設け、意見の相違を建設的に議論する場を設けることが考えられます。これらの対策を実行することで、趣旨がぶれることなく、真の芸の評価を通じて番組の質を向上させることが可能です。審査の公正性が保たれることで、視聴者はより信頼を持って番組を楽しむことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、哲夫さんの批判内容を見たけど粗品本人より番組に対しての批判だったように思う。粗品の尺が長かったのは番組の支持で、そこまで粗品を重用すらなら今後は審査員はもう受けるの辞めよう的な感じ。
それに対して粗品は哲夫の審査方法を批判返してる。審査員が審査員を批判って意味わからない。それぞれの感性で審査するのではないのか?粗品は何か勘違いしてると思う自分がお笑いの正解、王様にでもなったつもりなのか?審査としては真っ当な審査だったかも知らないが、その態度はまったく好きでは無い
2、粗品なように笑いを分析、解説して評価する審査もあれば、ただただ面白かった人を選ぶ、会場の受けを重視する審査員もいる。粗品は紳助さんのように緊張感を与えるし、松ちゃんの票は芸人や視聴者がどう評価するか楽しみにする審査だし、全員が粗品のような審査でなくてもいいのではないかな。
3、結局優勝したニッチェの話題ではなく粗品の審査と粗品との絡みがあった森田や哲夫の話題ばっかり。粗品を審査員として使う限り粗品グランプリになってしまう。the Wは視聴率も低迷してるし話題作りとしてはいいのかもしれんけど出る側も審査する側も粗品に忖度するばっかりになる。もしかしたら言ってることは合ってるのかもしれんけど、そんなふうになるならもうWは終わらせるか、粗品は出さない方がいい気はする。
4、何でどう採点するかは決まってないからね。とろサーモンが優勝した時は博多大吉が最後の決戦投票で決めた理由に「つかみまでの秒数」と言った。そんな基準、先に言ってくれと思うだろう。何というのかなあ、良くも悪くもM-1グランプリはやはり紳助とかまっちゃんというカリスマに認められるかどうかの大会だったと思います。それが競技化してきて、そもそもお笑いに基準などないのに無理に点数化しているところに矛盾が生じてきたのだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/019e9c5776c5a7ca0055316af45336d4272de6f1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]