7日、静岡県の鈴木康友知事は県議会で、リニア中央新幹線静岡工区約8.9キロの着工容認を表明した。JR東海は年内着工を目指す。大井川の流量減少や自然環境への懸念で約10年停滞していたが、3分野28項目の対応策了承、11市町22回の説明会を経て前進。ただし難工事のため静岡工区完成は約10年、品川―名古屋開通は2036年以降の見通し。

国家的インフラが10年近く止まった事実は、単なる知事交代や地域対立の話では済まない。水資源、生物多様性、残土処理という重大な論点があった一方で、合意形成の手順、情報公開、責任分担があまりに遅く、曖昧だった。環境保全を盾にすれば進まない、経済効果を掲げれば押し切れる、という二択にしてしまった行政と事業者の未熟さこそ問題の本質だ。必要なのは、第一に流量や生態系への影響を常時公開する第三者監視機関の設置。
第二に、問題発生時の補償・工事停止基準を協定に明記すること。第三に、流域11市町への説明を形式で終わらせず、定期的な住民協議を義務化すること。第四に、工期遅延と費用増の責任を国、県、JRで可視化することだ。未来の速度を語るなら、足元の水と暮らしを軽んじてはならない。速い列車より先に必要なのは、逃げない政治と透明な事業運営である。
ネットからのコメント
1、一部の自治体トップが自らの権力をひけらかすように、大井川の流量減少などを口実にして10年近くも停滞させてきたツケはあまりに大きすぎます。川勝前知事の独断専行とも言える引き延ばしのせいで、当初予定の2027年開業は完全に崩れ去り、先行開通ですら2036年以降という致命的な遅れをもたらした責任は重大です。地方自治の尊重も大切ですが、国益を揺るがす国家級の大規模プロジェクトや辺野古への基地移転などにおいては、国がより強い権限を持って主導できる仕組みを整えなければ「時は金なり」の損失を防げません。ようやく鈴木知事が着工を容認したものの、完成まで約10年を要する難工事を残しており、遅すぎた決断に憤りを禁じ得ません。
2、ここからさらに完成まで約10年を要するという難工事の現実を前にすると、それだけの歳月が流れた頃には、この技術自体が時代遅れになっているのではないかという懸念を抱くのは当然です。世界のインフラが驚異的なスピードで進化する中、膨大な予算と時間を費やしてゼロから専用線を敷設する手法そのものが、未来の日本に本当に見合っているのか、今一度冷静に見極めるべきです。
3、今までの損害を川勝に請求しろよ。本来27年に完成する予定だったが川勝の邪魔のせいで10年は遅れた。それでも川勝の親中知事から交代した時点でいずれこうなることは分かっていた。リニアも山梨側はトンネルが県境まで進捗しており静岡側の工事再開を待つだけだったしな。いずれ老朽化する新幹線の代替としての役割を果たす事が期待される。
4、掘ってみたら予想以上に難航したなんて事もあるだろうし、工事期間中に南海トラフ地震とか富士山の噴火、首都直下地震なんて事もあるのかもしれない。生きている間に乗れると良いのだけど、どうだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/871cc24aaadcca3a593ba460c8079a5d5d44be9f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]