広陵高校の野球部による暴力問題が発覚し、夏の甲子園の出場を辞退する事態に至りました。今年1月、2年生の部員4人が1年生の部員に対して暴力を振るったことが明らかになり、これが原因で学校や生徒に対する誹謗中傷がSNSなどで広がっています。15日、阿部俊子文部科学大臣は会見で、暴力行為の再発防止を強調し、無関係の生徒や関係者が誹謗中傷にさらされることのないよう冷静な対応を求めました。
誹謗中傷が人権侵害につながる可能性があるため、関係者への配慮を呼びかけています。
この事件には様々な問題が含まれています。まず、部内での暴力は教育機関としての責任を問われるものです。暴力は決して容認されるべきではなく、学校側は迅速かつ断固とした対応を求められます。学校内での安全が確保されない限り、教育の場としての信頼性を大きく損ないます。また、インターネット上で無関係な生徒や関係者への誹謗中傷が行われることは、根本的な社会問題です。個人が容易に意見を発信できる時代にあって、誹謗中傷が新たな人権侵害を誘発することは無視できない。誹謗中傷を防ぐためには、まず言論の責任についての教育が必要です。さらに、SNSプラットフォーム側にも誹謗中傷を抑制するシステム構築が求められます。そして最も重要なのは、各個人が言葉の力と影響を深く理解し、他者への配慮を持つことです。
この事件を通じて、個人も社会も人権擁護の姿勢を再確認すべきです。社会全体でこの問題に立ち向かうことで、より健全なコミュニケーション環境を築いていきましょう。
ネットからのコメント
1、まずは被害者そしてその家族に対して何かしら言葉が無いんですかね?ネット上の誹謗中傷は勿論駄目ですけど、事の発端は行き過ぎたイジメ問題何故そこに言及しないんですか?被害者がいる事忘れてませんか?加害者が公に晒され高校に嫌がらせがあったのも、全ては隠蔽しようとした広陵高校の体質そのものに問題があったからなのにどうも論点ずらしの様にSNSを悪者にしようとしている様に見えますけどね
2、酷いいじめ問題についても一度、snsで広まっていってしまうともう手が付けられなくなると思います。内容そのものについての嫌悪感を土台にして一気にあふれ出してしまいそこから暴走していく感じです。この問題についても学校側などがきちんと被害者と向き合わずに蓋をしてしまったことなども大きいし加害生徒への処分もやはり甘い。そして、隠ぺいしてことや自浄作用がないというのも同様だと思います。
3、誹謗中傷はダメだけど、加害者側が隠蔽していたのに認めさせたのはSNSのおかげと思う。オールドメディアは何も出来なかったのに、SNSばかり批判されるのはおかしいと思う。
4、残念ながら阿部大臣の言葉には主体性が感じられず全く響いてこない。前のコメントもそうだったがありきたりな感想を述べただけで教育を管轄する行政の長としてもっと踏み込んだ意見や提案があっても良いと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a1158fd217a0085bae4335de049aeb47f66b76,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]