2025年1月、トランプ政権が復帰し、ウクライナ戦争に関する和平案が検討されています。和平案ではウクライナがルハンスク州、ドネツク州、クリミア半島などの放棄を求められ、ロシアはヘルソン州とザポリージャ州での攻勢を停止する予定です。しかし、ウクライナはこれに同意しておらず、曖昧な内容が続いています。トランプはロシアおよびウクライナとの交渉を通じて戦争を終わらせる意向を示していますが、進展は不透明です。
今回の和平案は公正さを欠き、国際社会が求める解決策に背を向けています。ロシアの侵略行為を黙認するようなこの案は、不当な占領を事実上認めるものであり、ウクライナの主権と領土がないがしろにされています。根本的な問題は国際法の軽視と、強硬な外交政策に迂闊に従うことです。具体的な解決策には、まず国際社会が一丸となってロシアへの経済制裁を強化し、外交交渉の場に立たせることが必要です。さらに、多国間での監視体制を強化し、公正で透明な和解条件を設定する必要があります。独裁的なリーダーシップによる不公平な和平など許されるべきではない。一国の勝利に偏る和平案は、その地域だけでなく国際秩序全体に悪影響をもたらします。平和の名のもとに不正を認めるのは、真の平和ではないことを私たちは忘れてはなりません。
ネットからのコメント
1、この戦争の結果次第で世界の軍事バランスが大きく変わるかも知れない。これまで中小国や発展途上国をカバーしてきた国連を中心とした安全保障に関する国際的なコンセンサスが崩れる可能性が高まった。特に、常任理事国による他国への侵略の事実は安全保障環境が厳しい地域での核拡散の可能性まで高めてしまうだろう。このままでいくと国際条約や集団的自衛体制の信頼性は地に落ち、主権維持の基本たる自力防衛が主流となり軍拡の機運が拡大するのではないか。何があっても戦端を開いたロシアが有利になる結果だけは避けるべきである。
2、トランプはウクライナを商材にして、ノーベル平和賞を獲得したいだけの私利私欲。プーチンは戦争しないと国を治められないので、任期期間中の停戦をお願いするのでは?他政権になってプーチンが戦争を始めるとオレなら平和にできるとまた同じストーリーを演じて、永遠に私利私欲を追求する。
3、トランプ大統領の停戦案は、ロシアに有利な条件であり、被害者側のウクライナに譲歩をせまるものである。これは法を犯した者が罰せられなければならないという民主主義の価値観から完全に逸脱した案である。
これでは一時的に停戦になったとしても、ロシアは侵略戦争を良しとし、またどこかの国に口実をつけて戦争をしかけることになる。
4、トランプの元では終戦にはならないだろう ロシアを徹底的に追い詰め核の使用をさせるところまで行かないとロシアもウクライナも終戦はしないだろう ウクライナは今後何十年もテロでロシアを脅かすだろう ロシア内の原発施設も攻撃されらだろう 個人テロもずっと続く ロシアは戦争に勝っても何の特にもならないだろう プーチンが占領地を放棄しないといつまでも続くだろう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb1a159915f6955c5925744bcd32edec9d8b915,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]