2012年まで約7年間宮内庁長官を務めた羽毛田信吾氏(84)が、2026年7月9日までの取材で現行皇室典範の欠陥を指摘。第1条の「男系男子限定」と第12条の「女性皇族の結婚離脱」により、将来的に皇室存続の危機や皇族数減少による公務停滞の恐れがあるとした。政府案は第1条維持・第12条削除とし旧宮家の男系男子養子案を追加したが、羽毛田氏はこれは本質的解決ではないと述べた。

制度の根幹に関わる問題を放置したまま対症療法に終始している現状は極めて不自然だ。継承資格を過度に限定しつつ、人的基盤の縮小を招く規定を長年維持してきたこと自体が制度設計の歪みを示している。本質は、時代変化に対応しない硬直的な規範と政治的回避の積み重ねにある。解決には①継承資格の見直し(女性・女系の制度的容認)②皇族数維持のための柔軟な身分制度設計③有識者議論の公開と国民的合意形成の制度化が不可欠だ。
伝統を守ることと持続可能性は対立しない。守るべきは形式ではなく、制度が機能し続けるという現実である。
ネットからのコメント
1、憲法上、皇族は政治的発言をすることを許されていないので、皇室典範改正について意見することも出来ないからこそ、会見などの場で極限まで婉曲表現を使って密かに意思を示したり、あるいは政治的発言を許された立場の関係者に間接的に意見を表明してもらう場合があると聞いたことがある。そして、最近の陛下のご発言や旧宮家や宮内庁関係者の発言を聞く限りでは、明らかに今回の改正案に賛成ではない意思が伝わってくるように感じる…
2、皇位につきましては血統がブレずに守って来た事は事実ですし、理解できます。ただ、例えば第二次世界大戦で日本が負け、マッカーサーが天皇を裁く際、その時のアメリカ世論は日本の天皇処罰するのが圧倒的でしたが、実際に昭和天皇と会い、天皇の潔く国民の為に命を投げ出す振る舞いにより、処罰するべきではないと誇張した意見をもって、アメリカ国内を処罰しない方に導きました。これは、天皇家を後にまで継承していける大きな分岐点ではないかと思います。
ここでは天皇の血筋ではなく、天皇の心が通じたものと思います。この時に天皇を継承していくのは血筋オンリーだけでなく、心だったという事と思えます。つまり戦前と戦後で天皇の継承は変えても良いのではないかと思います。直系長子で十分理解できます。これを数の支配を背景にいっときの政局だけで、しかも一部の政治家の黒幕がある状況で決められるのは非常に不快です。
3、>欠陥はあくまで1条と12条であり、養子案はそれに対応する選択肢の一つに過ぎず「次元が違う」と話した。多くの国民はこの考えに賛同すると思います。高市、麻生が強行しようとしている皇室典範改正案は国民の意識と大きく乖離していると思います。立法府は1条と12条の欠陥をどのように是正すれば国民の理解を得られるのか真摯に議論するべきだと思います。
4、多くの学者やもと宮内庁長官まで加えて大多数の日本国民が皇室典範の不備を指摘している最中に高市内閣は世論や今上陛下のお気持ちまで無視を決め込み強引に典範改悪に突き進んでいる、何処かから内外を問わず多額の資金が流れ込んでいるためかとも勘繰られる。
日本国の主権は国民にあると憲法は明確に定めている。政治家は国民から付託されているとの詭弁を弄するかもしれぬがこと憲法変更に関わる重大事については広く国民の意見を求めるべきであり国民投票も必要だろう。立法府の総意と今上陛下に説明した由だが陛下からは国民の理解を得る様コメントがなされている。陛下も国民への説明が不十分で国民が納得していないとお考えである。ことは日本皇室を滅びに導くかもしれない問題である。主権者の」合意を得ないのは明らかな憲法違反である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/61f2eb1ad2cdc9fdbc2a863fa1a80243f8bda312,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]