8日、富山空港の新たな愛称「富山高山すし空港」の使用が開始された。訪日客誘致を目的に、「すし」と人気観光地「高山」を組み合わせた名称で、認知度向上を狙う。一方、外国人観光客や県民からは「分かりやすい」と歓迎する声のほか、「富山と高山は距離がある」「必要性が疑問」といった批判も出た。富山空港から高山までは乗り継ぎが必要で、移動には3時間以上かかる。10日には富山・岐阜両県知事が連携策を協議する予定。

名称だけで観光客を呼べると考えるなら、それはあまりにも甘い発想だ。話題性のある愛称を付けること自体は挑戦だが、実際に訪れた人が「名前と現地の印象が違う」と感じれば、魅力発信ではなく失望の入口になる。問題の本質は、ネーミングではなく、観光戦略全体の設計不足にある。地域を結ぶなら、まず富山空港から高山への直通交通の整備、観光案内や情報発信の充実、富山・岐阜両地域での共同商品や周遊ルートの開発を進めるべきだ。
行政が掲げる「インバウンド獲得」という目標は、看板より中身で評価される。目立つ名前を作ることに力を注ぎ、利用者の不便を放置するなら、それは挑戦ではなく自己満足だ。本当に必要なのは、観光客を呼ぶ名前ではなく、来てよかったと思わせる仕組みである。
ネットからのコメント
1、隣の石川県の小松空港は、金沢へのアクセスのための空港だけど、「金沢」や「加賀」の知名度に頼らずに、「小松」という所在地の空港名を貫いて愛称名を付けていないのが、富山空港と対称的である。空港名に「金沢」や「加賀」を付けずに、「小松」であることで、石川県は金沢だけでなく、小松などの様々な特色のある自治体がある事を印象付けていて、愛称名を付けるよりも石川県全体のの観光PRに役立っていると思う。
2、「富山きときと空港」けっこう好きだったのに。鱒寿司のことだろうけど、県外民はあんまイメージないよ。名前変えたからどうなるとかじゃないのに変えちゃって、せっかく認知されてきた名前捨てるのはもったいない気がするなー。
3、すしに関しては意味不明だが1万歩譲ってバカバカしさを押し出して覚えて貰うってのは分からんでもない。
高山に関しては富山にも高山って地名有るんだって思っちゃう。他所の県の市の名前を付けるのにどうやって会議を回せばGOが出るのか理解できない。ここも一万歩譲って五箇村とかだったら苦しくて行き止まりそうだけど理解は出来る。こんな無茶を通す能力をセミナーとかでレクチャーして貰いたい。富山空港なんて河原にあるし高速が近くて、凄く近くを飛行機が通るんで運転中よそ見せずに運転出来ない飛行場で何か凄く存在は面白いんだけどね。
4、自分が海外旅行の行先を選ぶとき、空港の副称を調べそれを判断材料にしたことは一度もないです。そもそも日本のような愛称を付けている空港自体聞いたことがありません(副称でも地域名や人名止まり)。それからすれば、外国人旅行者が「どこを訪れようか」と思いを巡らすのに、空港の愛称をわざわざ調べて判断材料にするとは到底思えません。むしろ日本人をターゲットにした名称の方が可能性がありそうに思えます。「天然いけす鮨空港」みたいに鮨に全振りするとか。私自身先般、富山のお鮨に惹かれ富山空港利用で食べてきたばかりです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a892a088f0ece9f60765a8d2b2953073fdde73a1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]