2023年10月20日、日本維新の会の石平参院議員は自身のSNSで、日本が核兵器を持つべきとの主張を示した。この発言は、18日に高市早苗首相の政権の官邸幹部が核保有についての個人的な意見を非公式に述べたことを受けたもので、メディアでの報道が波紋を呼んでいる。石氏は、中国共産党が保有する核兵器を懸念し、日本が抑止力として核兵器を保有する必要性を強調。
2007年に日本国籍を取得した石氏は、特定の要因で中国からの制裁を受けており、日本国の存続を守るための議論に力を入れている。一方、中国の薛剣大阪総領事の言動に対しても厳しい対応を求めている。

今回の発言には多くの問題が内包されています。まず、日本が核兵器を持つべきとする主張は、現実的かつ国際的な視点から問題があります。核拡散防止条約(NPT)加盟国としての責任を踏まえると、核保有推進は国際社会の信頼を損なう可能性を孕んでいます。さらに、日本の憲法第9条は平和主義を謳っており、このような主張はその理念に反しています。
問題の本質は、地域の安全保障を維持する手段と、日本の平和憲法との矛盾です。地域の緊張を緩和するための外交努力の欠如も問題点として挙げられます。平和的な解決策の模索こそが、日本が進むべき道と言えるでしょう。
具体的な解決策としては、①地域外交の強化により、緊張を緩和するための多国間協力を進めること、②平和維持のための国際機関との連携を強化すること、③防衛技術の向上により、非核の抑止力を確保すること、などが考えられます。
この議論は日本の未来に関わる重要な問題です。完璧な解決は困難であっても、平和と安全を追求する努力は惜しむべきではありません。破壊ではなく、調和を目指すことで、日本は世界の平和をリードする存在となり得るのです。
ネットからのコメント
1、核ミサイルを使う事は絶対あってはならない!しかしながら中国北朝鮮の核武装増強、ロシアが核ミサイルで脅し一方的にウクライナを侵略してる現状を考えれば抑止力のための核ミサイルは日本にも必要だと私も思う!核ミサイル抑止力それも、もし撃たれてしまってからも撃ち返すことが可能性な核ミサイル搭載原子力潜水艦が有ればどの国へも抑止力となるだろう。それが出来れば外交も対等に出来るようになると思う。
2、現実を考えると、日本も核を保有しないと大増税して防衛費を何倍にもしないといけないか、中国の脅しに屈服させられるかになると思います。
核なんて保有しないで済めば一番なんですけど、中国やロシアは核を保有していない相手にはとことん横暴ですからね。核を保有しないせいで、ウクライナみたいにかえって戦争になってしまうのが現実だと思います。
3、核兵器を持っている国がなぜ核兵器を持っているか?を理解してるからそういう答えになります。ウクライナが核兵器を持っていれば、ロシアは攻めていないと思います。理由は単純ですよね。北朝鮮がなぜ核兵器を是が非でも持とうとしたか、戦争をしたくないからです。韓国とは停戦状態、もし開戦したとしても、核を持つアメリカと同盟を組んでいるし、アメリカ相手でロシアが助け舟を出してくれるとは到底考えられませんからね。韓国が核を持てば永遠に停戦状態になるでしょう。中国がどういう国かはこの人はよく知ってます、日本はやはり核兵器を保有すべきです。
4、いろいろ、今発言に批判がるが、こう思うのです今回の発言は、日本が核武装に向かう宣言ではありません。日米同盟という絶対必要な安全保障という視点から、むしろ、日本が日米同盟の中で、「抑止が本当に機能しているのか」「どこまでが限界なのか」を真剣に考えていることを示したものです。
米国務省も、日本を核不拡散のリーダーと位置づけたまま、同盟国防衛のための核抑止を再確認しました。これは同盟の亀裂ではなく、抑止の作動確認にほかなりません。抑止において最も危険なのは、相手に「日本は決断しない」「何も考えていない」と誤解させることです。今回の発言は、その誤算を防ぎ、軽率な挑発や冒険主義を思いとどまらせる効果を持ちます。したがって、これは戦争を招く発言ではなく、戦争を防ぐために必要な、同盟内部の現実的な意思表示です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d3082cc5f753dc528d91f2f5278ca31d5a80e591,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]