国内のパンダ不在 長期化の恐れ
上野動物園で飼育されてきたジャイアントパンダ2頭が2024年1月に中国へ返還されることが決定しました。これにより、日本国内では長期間にわたりパンダがいない状況が続く見通しです。この背景には、高市早苗首相の台湾有事に関する発言をきっかけとした日中関係の悪化があります。中国外務省は明確な貸与方針を示しておらず、専門家からも否定的な見解が出されています。
また、中国はパンダを外交カードとして利用しており、両国間の緊張が続く限り貸与の可能性は極めて低いとされています。これにより、日中関係における政治的緊張が動物保護や文化交流にも影響を与えている状態です。

動物の保護活動すら政治的な道具となる現状に、深い問題を感じざるを得ません。日本国内でのパンダ不在という状況が象徴するのは、動物を通じた交流が政治的緊張によって遮られるという異常事態です。本来、動物保護は国家間の関係に左右されるべきではありません。制度の欠陥と背景として、第一に外交カードとして動物を利用する中国の姿勢が挙げられます。第二に、日本側も関連発言が国際関係に影響を与える可能性を十分に配慮しなかった点が指摘されます。これらの問題を解決するために、以下の提案を行います。
日本は政治状況に関係なく、独自の動物保護プロジェクトを国際的に推進し、長期的な交流基盤を築く。動物が争いの象徴ではなく、共存と協力のメッセージを発する存在になるべきです。自然保護は国家の利害を超えた普遍的価値であり、こうした価値観を共有しない状況の維持は、両国にとって大いなる損失です。
ネットからのコメント
1、多額の税金を投入してまで中国からパンダをレンタルする必要性が無くなってきているんじゃないかな。中国政府に外交のカードとして利用されているだけだしね。正直、毎年パンダに使っているお金を他の国内の支援に回した方が納得感もあるし有意義だと思います。確かにパンダに経済効果はあるのかもしれないけれど、動物園や他のサービス業にとっても中国の思惑一つで返還されるパンダに依存するのは組織運営として健全とは言えないでしょう。 チャイナリスクを考えても、パンダに依存しない経営にシフトしていくのが賢明だと思います。
2、パンダいらん。子供と上野動物園行った時、「見たい」なんて言われたことない。
よって一度も並んでない。私が子供の頃と違い今はいろいろな楽しみやコンテンツがあるので、パンダなんてどうでもいいのかも知れない。昔はやれエリマキトカゲだ、コアラだ、ウーパールーパーだと騒いだが、子供向けの楽しみが少ない時代だったから。思い返せば、子供の頃行列に並んでパンダ見たけど、自分が見たくて見たのではなく、親が「子供に見せてあげよう」と気持ちで見たような。
3、パンダのレンタル料の高さと中国の態度を思うと、そこまでして必要は無いなと思います。昨年、和歌山のアドベンチャーワールドにいきましたが、私はパンダより見事なイルカショーや演出が巧みな小動物の屋内ショー、珍しい動物が見られるサファリなどの方がずっと楽しめました。パンダのレンタル料の何分の一でも使って園の魅力を宣伝すれば集客も出来ると思いますよ。
4、動物園側もパンダが居なくなればそのスペースを何時迄も維持する訳もなく他の動物展示に改築するだろう。それが数年後にまたパンダを日本に送られて来てもそれを飼育する環境をまた作り直さなければならない。これは動物園に取って相当な負担でありそういうリスクがある動物を受け入れるのは経営として危険だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/531ef254c43eb6b9720b411aefd10bcccbf13abf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]