青森県東方沖で最大震度6強の地震が12月8日の深夜に発生。その直前に北海道でイワシが大量に打ち上げられたことが話題になり、中国ではこの出来事を巡る偽情報がSNS上で拡散された。具体的には、地震とイワシの打ち上げを関連付け「地震で汚染水が広がった」とするフェイクニュースが広まった。さらに、日本が海底核実験をしたという根拠のない仮説も流布され、被害が拡大した。
この状況を助長しているのは、中国政府のフェイクニュースに対する対応不足であると指摘されている。

この問題は、日本と中国の外交関係、特に情報戦や認知戦に関わる深刻な事態です。まず、中国政府がフェイクニュースを放置していることは、情報の信頼性を低下させ、国際社会の不信感を招いています。中国政府のSNSやメディアに対する規制が、日本関連のフェイクニュースに対して甘いことが問題の根源です。解決策として、情報発信の透明性を確保するために、中国政府は国内SNSの監視体制を強化し、誤情報の訂正を義務付けるべきです。また、国際間での情報共有を進め、信頼される第三者機関による事実確認を促進することが必要です。更に、中国と日本の政府間で対話を重ね、相互理解を深める取り組みを強化するべきです。これらの対策を通じて、公正な情報流通を確保し、国際社会での信用を再構築することが急務です。
結局、国家間の信頼性は、透明で信頼できる情報共有により築かれ、それが国際的な安定に寄与するのです。
ネットからのコメント
1、ヨーロッパやアフリカに向けて、中国の宣伝をエビデンスで持って否定しつつ、他方中国のやらかしを紹介したらいい。わざわざ虚を混ぜなくても、中国のやらかしは充分インパクトがあるので、効果は高い。日本は弾を使わない戦争までを放棄している訳ではないのだから、ガンガンやればいい。当然中国の圧も高まるが、その過程でまた荒唐無稽のやらかしが再生産されて墓穴を掘る。今は国際的な信用力の高さが、日本最大の武器であろうと思う。
2、日本では核実験を行っていないけど、中国や北朝鮮での核実験は多少なりとも地殻変動に影響を与えると思っています。重要な点は、自国の弱みを相手国に転嫁して拡散させている点です。本来自国政府が非難の的になりかねないネタも、相手国非難に用いてしまえば自国政府は攻められずに済みますからね。
3、中国では「地震は(日本の)海底核実験によって引き起こされた」というフェイクニュースが出回っているようですが、いちいち驚くような状況ではないと思います。
つまり、日本が福島原発処理水を海洋放出する際に、近隣諸国は「汚染水」と称して反対を唱えていましたが、自分の足元は大丈夫なのでしょうか。表現を変えるならば、中国の原発は福島原発処理水の6.5倍にも及ぶトリチウムを含んだ汚染水を海洋放出しているにもかかわらず、日本の措置を批判していたのではありませんか。自分たちの行為を顧みることなく、他人(他国)を批判するというダブルスタンダードの姿勢を改める必要があるのではないかと思います。仮に、共産党政権を称賛するような声が出た時、それが「フェイクニュース」と言えるのではないでしょうか。
4、「“この地震も3.11も、日本の海底核実験による核物質の漏えいと爆発によって引き起こされたものだ”といったコメントが寄せられていました。そもそも、青森の地震に対しても中国では“日本国民は苦しみ、彼らの邪悪な政府も損害を被っている”“秘密裏に核実験を行って地球に穴でも開けたのでは”といった荒唐無稽の言説が流布されている。誰が考えたの?笑ってしまったよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/31846ff96578e0d2fcaf4736d4f80f60ab0ddfad,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]