自民党と日本維新の会は10月20日に連立政権の樹立で合意した。高市早苗氏が首相指名選挙で維新会派から指名され、初の女性首相に選出される予定。同日中に新政権が発足する見通しだ。維新は閣外協力にとどまり、高市内閣は女性閣僚の数を過去最多となる6人にする方針。両党の政策協議では憲法改正、外交、安全保障、エネルギー政策で一致。維新の吉村氏が連立の絶対条件として掲げた国会議員の定数削減についても合意し、衆院議員の1割減を目指して臨時国会に法案を提出する予定。

この連立政権の発足は、日本の政治の新たな局面を切り開くものである。しかし、注目すべきはその背後に潜むいくつかの問題点である。まず、政策の整合性や実効性が疑われる点がある。維新の「国会議員の定数削減」は手腕が試される挑戦であり、それが実現可能であるかどうかはまだ不明瞭である。また、女性閣僚を多数起用するという高市内閣の方針は歓迎されるが、実際にその代表が質の高い政策を推進できるか疑問が残る。さらに、維新が閣内に人を送らず閣外協力にとどまることで、政策の実行力や連携が十分に機能するかも懸念される。解決策としては、まず政策の実効性を検証するための専門家チームの設立が必要。そして、閣僚候補者の能力を評価し、実力が伴っているか確実にすること、さらには閣内外での連携を強化するための機構改革が求められる。

価値観の対比として、改革の意欲とその裏に潜む不透明さが対立しており、国民はその真価を厳しく見守る必要がある。

ネットからのコメント

1、紆余曲折、すったもんだを繰り返してようやく自民・維新が連立で合意した。その間、メディアはお互いの過去の言説を執拗に取り上げてはその矛盾をついて連立阻止に世論を誘導してきたが、それはあまりにも稚拙で惨めだった。この度の連立では、そうした外部の雑音に惑わされる事なく、お互いの代表がお互いの政治理念・主張そして政策を一語一句徹底的に読み込んで、お互い理解した上での合意だったし、今後にも大いに期待が持てた。是非、今の日本が抱えている多くの問題に全力で頑張って貰いたい。

2、高市だからとかではなくそもそもの話だが、男性だからとか女性だからというスタンスで選ぶものではないのでは。結果論として適任だと任命した人が男性か女性かの話でなければならないと思う。さらに、国会議員はまだ男女比が人口比に対して大差ある状況。これは日本に限った話ではないが、積極的に政治に参加する女性が増えてほしいしそうなる環境づくりをもっと加速してほしい。

そういう国になってもらいたい。

3、高市氏を応援してた自分からすると、防衛大臣に小泉ってのはちょっと気に入らないが、高市さんなりの考えがあるのかもしれない。高市さんの政策には安全保障関連や、防衛費、防衛装備品の輸出など大事な国防関連が多いので、言う事をよく聞く小泉にと言うことや、将来総理を本当に目指せるのか、大事な防衛大臣で実績を積ませてみる。ここで、防衛大臣を失敗すれば小泉の総理への道はかなり遠のくし、成功すれば外務大臣や官房長官を経て総理への後継者としての道ができるだろう。麻生さんの意見も強かったと思うが。ただ、小泉氏は能力より客寄せパンダ。どの内閣も入れておきたいという思いが強いし、うまく行けば米の時みたいに、内閣が危機になった時に助け舟にもなる。どのみち、防衛大臣で確定かは分からないが、様子見としか言えない。高市さんは、やりたい政策の為にも、1日も早く自民党の単独過半数を獲得して長期政権になってほしいです

4、上川と小泉は論外だと思うよ。特に小泉が防衛大臣なんて、自衛隊員からしたら不安しか無いと思う。

防衛大臣は小野田さんか青山さんにして欲しい！小野田さん、青山さんは必ず入閣させて！高市政権のキーマンになると思う。