全国高校野球選手権大会の第10日にあたる8月15日、阪神甲子園球場で行われた2回戦で佐賀北高校は明豊高校に1-6で敗北。佐賀北高校は2007年の優勝以来、18年ぶりの2回戦突破を目指したが叶わなかった。試合は、五回終了時に約1時間の降雨中断があり、佐賀北は3点差を追う展開に。先発の稲富投手は粘り強く投球をしていたが、攻撃につながる最後の1本に乏しく、流れを変えることは難しかった。
本村祥次監督は試合後に、選手たちの努力を称賛し、高校野球全体の変革期における7イニング制の導入についての意見を述べた。特に、9イニングの試合でこそドラマが生まれるとして9イニング制の維持を求めた。
本村監督は、チームの敗退について冷静に振り返り、選手たちがひとつの勝利のために必死に努力したことを称えながらも、それ以上の成果を期待していたようです。勝利を掴むためのプロセスは間違っていなかったにもかかわらず、結果的に結びつかなかったことには悔しい思いもあるでしょう。しかし、監督の言葉からは選手たちへの深い信頼と未来への期待が感じられ、彼らの努力と成長を誇りに思う気持ちが明示されています。
このような試合は、個人やチームが次への糧となる経験を積むもの。悔しさを感じているかもしれませんが、大舞台で得た経験を次に活かして、また多くの声援を受けてほしいと願っています。
それこそが、スポーツがもたらす真の成長であり、新たな一歩となるでしょう。
ネットからのコメント
1、7回にすると、出場する選手も減る、ドラマも減る!!夢の甲子園を前提に高校生の事を考えるならプロ野球と同じベンチ要り25人までとかもっと違うことを考えてほしい。DH制は高校生の出場機会が増えるのでいいと思う。
2、7イニングにしたからといって、投手の疲労軽減や、熱中症対策になるとは思わない。高校野球に関しては、時間の長さも気にはならないし、試合時間短縮の必要もあまりない。本当に選手のことを考えるのなら、猛暑日は試合をやらない、とか朝と夕方2試合開催にするとか根本から変えないと。日程がない、とか会場がない、という問題ではない。
3、7回制では野球ではなくなってしまうし、選手の負担感は大きくは減らない。甲子園の季節を変えるとか、ドームを併用するとか本質的な改善ができるかが大人の存在意義だと思う。ビジネス優先で野球の魅力を減らす方法を取ることになれば、日本の野球の未来は暗い。
4、野球規則の「試合の終了」の章には「通常の正式試合は9回から成るが…」という前提が置かれています。
「延長」「サヨナラ試合」「後攻が勝っている場合の9回裏省略」「コールドゲーム」などは、あくまでも運用上の特例として扱われていて、その延長線上にタイブレークが存在しているという位置付けです。正式試合の終了回を7回に置くというのであれば、運用の問題ではなく競技の前提の変更です。ここを曲げるとするならば、過去の高校野球からは分離した大会として仕切り直すべきでは無いかと思います。そこに手をつける前に、甲子園球場だけで全試合実施することの是非とか、開催時期の検討とか、もっと先に議論すべき点があるのに、「真夏の甲子園大会」というフレーズが聖域化しすぎているように感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4916a5dc6cb9825b7de3b2d550432fe85c83c171,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]