戦中生まれの国会議員が6人に減少したことが、参院選後に明らかとなった。これにより、衆参両院の国会議員713人(衆院465、参院248)のうち、99%が戦後生まれとなる。特に、尾辻秀久前参院議長(84)が引退し、山東昭子元参院議長(83)が落選したことで、戦中生まれの議員はついに6人に。最年長は自民党の鈴木宗男氏(77)で、最年長の現職は自民党の麻生太郎自民最高顧問(84)。
戦後80年が経過し、先の大戦の記憶や体験の継承が課題となっている。戦中生まれの議員は幼少期に戦争を体験したのみで、従軍経験はない。
国会議員における戦中生まれの減少は、戦争の記憶が次第に薄れつつある現実を象徴している。戦後生まれが圧倒的多数を占める中、戦争の経験者がほぼ姿を消すことは、国家にとって重要な危機である。特に、戦争を体験した世代がもたらした教訓や反省の声は、次世代に引き継がれるべきものだ。現状をそのまま放置していれば、歴史的な認識の欠如が進み、過去の過ちを繰り返す可能性が高まる。
これを解決するためには、まず教育機関での戦争体験者の証言を重視することが必要だ。さらに、戦争体験者と次世代が対話する場を設け、感情や知識をしっかりと継承させることが求められる。また、政府は積極的に戦争の教訓を伝える政策を実施し、時代が進んでも過去の悲劇を繰り返さない意識を高めるべきだ。
戦争の教訓を学ばずして、平和の維持は困難だ。過去の記憶が風化してしまう前に、行動を起こすべき時だ。
ネットからのコメント
1、戦中議員なぞいなくなっても構わない。それが自然だ。むしろ居座る方がおかしい。大事なのは学校教育であり、爺議員が何人いるかではない。ちゃんとした教育を行っていけば、ちゃんと継承されていきます。心配しないで引退されて下さい。ご老人が思ってる以上に、若者は賢く勉強家です。
2、「先の大戦を巡る記憶や体験の継承は永田町でも課題となる」→何だ?この記事は?別に国会議員の「年寄り」がいなくなっても課題にはならないと思うなぁ。それに、こんな「年寄り」が幅を利かせて偉そうに持論を展開してる方が面倒くさい。このような「年寄り議員」は別に議員にじゃなくても記憶の継承は出来るんじゃないのかな?って言うよりも、共同通信社の記者が何を考えてこのような記事を配信するのか疑問に思う。
3、高齢議員は頭が硬過ぎて役に立たないし、変なプライドでもって政治を強行しようとするから、癌にしかならない。戦中生まれだか何だか知らないけど、別に戦中生まれの議員が居なきゃダメだということはない。
むしろ、役に立たないんだから、切り捨てて、時代に沿った国民生活重視の議員を選ぶべきよ。
4、いまだに先の大戦の記憶や体験の継承が"課題"だと問題提起されること自体が問題。国として、政府永田町でその解決策、つまり具体的な継承の有り様を定めてこなかった無作為は大いに責められるべき。戦前、戦中派が幾つまで生きると思っているのやら、無責任の極みです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0e4aff68d97e442ccf9fafda6ee88f993196fdd8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]