ロシアのメドベージェフ前大統領は、SNSを通じて米国のトランプ大統領を挑発し続けており、最近のやり取りでは、トランプ氏が反応して原子力潜水艦2隻を派遣する意向を表明しました。このやり取りは、核大国同士の軍事的対立に発展しかねない状況を生んでいます。6月下旬、メドベージェフ氏はイランの核施設を巡る米国の行動に反応し、イランに核兵器を供給する国々が存在する可能性を示唆しました。
さらに、7月下旬にはトランプ氏が対ロ制裁を前倒しにする意向を示すと、メドベージェフ氏はこれを揶揄する発言を行いました。これらの発言により、ロシアの国内での人気回復を目指しているとの見方もあります。結果として、1日のモスクワ株式市場は急落しました。
メドベージェフ氏のSNSでの発言は、まるで無責任な挑発行為のように感じられる。核兵器や軍事的対立を軽々しく扱う発言が、現実にどれほど危険な事態を引き起こす可能性があるのかを、私たちはもっと真剣に考えるべきだろう。現に、トランプ氏も反発し、原子力潜水艦2隻を派遣するという通告を行った。核大国同士がネット上での口論を通じて軍事的な対立に至ることのリスクを、政治家はもっと意識しなければならない。
メドベージェフ氏の発言は、個人的な人気回復や政治的アピールのためだろうが、それがどれほど多くの人々に不安を与えるかを考えたことがあるのだろうか。
ロシア国内の保守派に迎合するために世界の安全保障を犠牲にするような行為は許されるべきではない。政治家は、その発言の重みを理解し、行動しなければならない。
国際社会には、言葉だけでなく行動で平和を守る責任がある。こうした事態を防ぐためには、まず核兵器や軍事力を軽々しく使わないように、国際的な約束を強化することが求められる。また、SNS上での政治的挑発を規制するルールを設けることも一つの方法だ。
ネットからのコメント
1、メドベージェフはプーチンの顔色を見る事こそ人生そのものでありトランプ大統領の取り巻きと一緒で喜びそうな事や代わりに過激発言するのが仕事た。トランプ大統領とプーチンの違いは責任を部下に押し付けるのは一緒だがプーチンは文字通りに抹殺するからよくよく考えて行動しないとメドベージェフもどうされるかわからない。
2、おそらく国内の極右強硬派を政権基盤に取り込む必要があり、ウクライナとは和平できないし、アメリカとは融和できないのだろう。そういう意味では、メドベージェフはプーチンのかわりに、プロレスのマイクパフォーマンスをしているだけ、と捉えることもできる。
ただトランプも何をするのか分からないところがあり、その意味では、いたずらにトランプを挑発するのもリスクがある。すでにウクライナ戦線は泥沼であり、国内の戦時経済も長引くほど、既存経済に与えるダメージは大きくなるだろう。とりあえずはエスカレーションラダーを一つ登って、原潜2隻を派遣した。これも良く言えば、原潜を元に戻すので、1週間停戦せよと言った取引に使えそうでではある。
3、メドベージェフはプーチンの右腕的な存在なのかと思ってたら今はみそっかす扱いなのか。プーチンにしっぽ降って大人しくしてれば安心して暮らせるだろうに、逸脱した言動が多くなったら他の人みたいに消されるかも知れんぜ。
4、まずトランプが言い返したらダメだって。これじゃあトランプとメドベージェフが同格みたいに見えちゃうでしょ?(まぁレベルはそうかもしれないが一応立場として大統領なんだから)反論はあくまで副大統領や国務長官などメドベージェフに近い格の人間が反論しないと。これで低次元の言い争いになってもプーチンは全く傷つかない。そういう「誰が反論するべきか」などの広報体制はアメリカはメチャクチャになってるのかな?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0590c4dfe97e459cc7a111c2e8e84f2782d772e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]