【事件概要】
2024年7月20日に行われた奈良市議選で、かつて“迷惑系YouTuber”として知られたへずまりゅう氏(34)が当選した。かつてSNS上で論争していたタレントのフィフィ氏(49)と、同年8月初旬に和解を果たし、奈良公園での鹿の保護活動を共に行うことが発表された。
へずま氏は外国人観光客のマナー違反を激しく非難していた一方、フィフィ氏はその言動の過激さを問題視していた。和解後、SNSでは元文科次官・前川喜平氏が「教育の失敗」としてへずま氏当選を批判し、それに対してもフィフィ氏が応酬している。
【コメント】
一私人であった迷惑系YouTuberが、ついに公職に就く時代となった。この現実に対し、元文科次官が「教育の失敗」と切り捨てたのは、極めて象徴的だ。だが問題の本質は、単なる教育の質ではなく、制度と有権者意識の乖離にある。選挙は人気投票ではない。だが現実には知名度が票を動かし、内容なき“話題性”が政策の裏付けを凌駕する場面が増えている。
まず、候補者情報の公開強化と、公的評価制度の導入。
次に、義務教育での主権者教育の徹底。そして第三に、SNSでの政治的発信に対するリテラシー啓発の推進が必要だ。
タレントや炎上系が公職を担う状況を笑い話で済ませる時代は終わった。これは民主主義の試練であり、主権者である国民全体の鏡である。我々はその責任を自覚しなければならない。
ネットからのコメント
1、今までの彼の愚行を見ると、にわかに信じがたいのはやむを得ない。ここで重要なのは、彼にどのような重荷を背負わせることを有権者が考えること。真意は分からないが、心ない外国人によって痛めつけられる鹿を守る活動をした。売名行為という批判も受けたが、氏は1年間それを続けた。本当に売名だけでこんなに長く続けられるのだろうか?という視点で議論を喚起すること。元事務次官のビーチ氏は、ここぞとばかりへずまを叩いたが、彼が行った援交が許されたのは、反安倍包囲網を築いたオールドメディアが、ここで芽を摘んではいけないとアクロバティックなビーチ擁護をしたため。
どちらが常軌を逸しているのかは火を見るよりも明らか。一番の敵は、民衆に阿ねるオールドの人たち。そこを判断基準としない限り、デマゴーグに振り回される民衆という図式は崩れない。
2、ホントは良い人!などとは思わないが、実際に奈良の鹿問題に貢献していることは事実なのでそこは素直に応援したい。さすがに当選は驚いたが…彼ほどでかい声で強気に外国人に注意できる人もそういるものでもないし、レスリングで国体に出た経験があるそうなのでがっしりしており見た目でも舐められにくい。再生数稼ぎでも偽善でも地域や日本にとってプラスなら良いのではないかと
3、へずまが自身の売名のために、シバターの奥さんと子供に突撃していったのは忘れていませんよシバターだけならともかく、弱者に突撃するのはどうかと思いますまた、能登地震にボランティアへ行ったとあったけど、あれは嘘だとのちにへずま自身が公言してましたそんな昔のことではないのに、シカの見回りしただけで信用しろというのは無理です
4、窃盗等で複数回の逮捕歴があって、それ以外にも散々迷惑行為を重ねた人間を、たった数ヶ月鹿を守っただけで改心したと思えるなんて奈良市民は随分と心が広いのですね。
もちろん良いところもあるのかもしれませんが、過去の姿が本来の姿であって今が取り繕っているだけとしか思えません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f28ddc84bbf6f34737e8d15c6597c81aa6c5a747,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]