シャカリ・リチャードソン選手は、2025年7月27日、シアトル・タコマ国際空港にて交際相手であるクリスチャン・コールマン選手との口論の末、ドメスティックバイオレンスの容疑で逮捕された。監視映像ではリチャードソンがコールマンを複数回突き飛ばし、ヘッドホンを投げつけた様子が確認された。コールマンは被害届を提出せず、リチャードソンは翌日釈放された。
その後、彼女は全米選手権の100メートル予選に出場し、11秒07という今季世界最速タイムを記録したが、大会から棄権した。彼女はすでに東京世界陸上の出場権を得ている。
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陸上界のスターであるリチャードソン選手によるDV事件は、スポーツ選手の公的責任と私的行動のギャップがあらわになった事例だ。国家代表の肩書きを背負いながら、公の場で暴力をふるうという行為は、競技実績で許される性質のものではない。
この問題の本質は、競技団体やスポンサーがスター選手に対して過度に甘く、パフォーマンス偏重の態度を取ってきた点にある。2021年の薬物陽性に続き、今回も即時の出場停止措置や教育的措置が取られていないことは、制度的なゆるみを物語っている。
対策として、①選手への暴力・メンタルヘルス研修の義務化、②暴力行為が確認された場合の出場停止基準の明文化、③問題行動履歴のある選手に対する定期カウンセリングの導入が求められる。
勝利の瞬間だけを称える社会では、真のヒーローは育たない。競技能力と人間性、その両輪が揃って初めて世界を走る資格があるのだ。
ネットからのコメント
1、リチャードソンが全米選手権を棄権したと思ったら、まさかのDVで逮捕とは…。記事によれば、コールマンを何度も強く突き飛ばし、さらにヘッドホンを投げつけたとのこと。競技の場でも気の強さは際立ってましたが、プライベートでもその負けん気が暴走してしまったのかもしれません。コールマンも気性の荒さを覚悟の上で付き合ってたのかもしれませんが、これはもう明らかな暴行。とはいえ、被害者のコールマンが捜査協力を望まず、暴力をふるわれても彼女をかばうあたり、それでも好きだとか複雑な感情があるのでしょうね…。
2、日本にも暴力を振るう女性はいますし、男性がなかなか被害者だと言い出せないケースがあるようです。ジョジョの荒木氏によると「以前刑務所の所長さんに取材したことがあり、女性は少し優しい犯罪の傾向があるかもしれないと思い「女性の犯罪は男性と違うのか?」と聞いたら「同じです、犯罪内容も動機も男と変わらない」ということだったそうです。
(確かに女性ヒロインの徐倫は、男性以上に男前だった気がします。)自分より弱い女性に暴力で対抗しない男性は、ちゃんとした人なのでしょうけど、むしろそういう人こそ相談して救われてほしいです。
3、以前彼女に対して、闇がありそう!って言ったら突然キレられてモノ投げつけられて、出ていきました。突然キレる女は怖いです。その後、200万円以上の宝飾を買った後に、このまま付き合ってその後結婚しても続かない!と心底思い別れました。彼女の肉体に溺れて今まで目を瞑っていたことをやめて別れる決断をしました。よい勉強になりました。やはり優しく気遣いできる女性が良いですね。そして、情緒が安定してる女性が良いです。もっと言うなら明るく前向きな性格が良いですね。男女共に言えることですが。
4、DVの例ってもっと日常的に番組とかで流して一般人の認識を高めた方がいい。どこまでがDVになるか知らない人が多いし、特にカップルや夫婦の喧嘩、親子や兄弟の喧嘩など、家の中での喧嘩なら少々物理的になっても大丈夫と思っている人が多い。今や子供を叱る時にペチンと叩くのも通報されれば立派な虐待。
時代は大きく変わったのだから、具体的にどう変わったのかもっと一般人は情報が欲しいと思う。自己判断が許されなくなってきた時代なのだから。今回のケースもそう。おそらくカップルの喧嘩で、彼女はこれぐらいまではカッとなったらアリだと思ってるんだろう。物を投げつけるなどは昔は「やらない方がいい」だったが、今は「やるのは違法」だ。そのあたり飲酒運転みたく普段から嫌というほど聞かされていれば流石に減ると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e452e7c09f8a175904307aeb6f668255d9a29ff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]