7月10日、東京都内で北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸ルートを議論する与党会合が開かれた。自民党と日本維新の会は計4案を提示し、議論の結果、候補は「小浜・京都ルート」の桂川案、京都駅南北案、米原ルートの3案に絞られた。両党が共通で示した桂川案が有力視され、来週の会合で最終決定する方針が示された。整備委員会は7月17日までの決定を目指している。

北陸新幹線の延伸ルート決定をめぐる議論は、国の大規模事業でありながら、住民への説明や将来負担への検証が十分に見えないまま政治判断が先行している印象が強い。数十年使う交通基盤を、政党間の調整や期限ありきで決める姿勢は異常だ。問題の本質は、地域の声、財源、環境影響を総合的に評価する仕組みが弱いことにある。必要なのは、①第三者による費用対効果と環境影響の公開評価、②沿線住民を含む継続的な説明会の義務化、③建設後の維持費やリスクを定期検証する制度づくりだ。
速さだけを競う政治より、納得できる未来を残す責任が重要である。巨大事業を進める力とは、決める強引さではなく、説明し信頼を得る力だ。便利さの裏で誰かに負担を押し付ける発想から脱却し、公共投資は一部の都合ではなく社会全体の利益のためにあるという原則を守るべきだ。

ネットからのコメント
1、大阪から金沢まで、サンダーバード直通していた時は、1時間に約2本。そのうち1本は富山まで。この本数でもある意味事足りているのに、今更新幹線必要なのかをよく議論してほしい。工事して経済を潤うのもいいが、返済計画は?今も敦賀乗り換えで利用しているが、不便。大阪まで延伸してもらえると助かるが、乗る頻度が月に2回程度なら、我慢できる。新幹線をというなら、通す本数を現在のまま維持するのであれば、米原で東海道線との接続ダイヤでいいのでは?乗り換えも今と変わらない。
新幹線同士の接続可能、設置コスト、運営コストを考え、将来の意味の分からなハッピープランより、現実プランで見てほしい。税金ですよ。
2、金沢から福井・敦賀まで延伸してしまったが故に後に引けなくなっていますけど、そもそも需要を考えたらフル新幹線規格で整備をしていることすら疑問符ですよね。大阪・京都~金沢、或いは名古屋~金沢の移動時間を考えたら敦賀の乗り換えがなかった方が利便性が高かった。首都圏から北陸富山・石川へのアクセスでは意味が分かるが、今後の人口減少や更に都市部への人口集中を考えると負の遺産となることしか考えられない。現実的にあと30年後に新幹線が走っているのだろうか…
3、北陸新幹線の延伸は、関西と北陸の利便性向上や地域活性化につながる大切な事業ですが、京都駅の真下に新幹線を通すとなると、地下水や歴史的な景観への影響が心配されていたので、桂川が有力になったのは現実的な案と言えるかもしれません。桂川ならJR京都線や阪急との乗り換えも工夫次第で便利になりそうだし、将来にわたって使われるインフラだからこそ、地域の理解と協力を得ながら進めることが何より大切だと感じます。
4、「大阪駅」に対する「新大阪駅」のような位置づけ。「桂川駅」が「新京都駅」のような存在になるのでしょう。もし完成すれば、関西エリアの方は乗換なしで金沢に行けるメリットは大きいでしょう。でも名古屋地区の方は相も変わらず、名古屋⇒敦賀下車(特急しらさぎ)+敦賀乗車⇒金沢(北陸新幹線)というルート。しらさぎに乗車するとわかるが、米原駅では進行方向が逆になるためシートを前後入れ替えも加えて求められる。一言で言えば、手間暇かけてJRを使ってもメリットを感じず。結局は車移動になるだろう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b25ffa8252ded966affb7e23725dd0ab9c3a5c20,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]