2023年11月、秋田市の市場で県産の季節ハタハタが入荷されました。入荷されたのはメスのハタハタ2キロで、1箱に11匹が含まれ、価格は4万5,000円でした。今年は1匹3,000円の高級魚「キンキン」よりも高価なハタハタが初めて登場しました。市場の鮮魚店「さかなや安亀」では、高値にもかかわらず、ハタハタを心待ちにしていた多数の買い物客が訪れ、入荷されたばかりのハタハタの顔を見たり購入したりしました。
客は色の違いに感動し、高価格でも秋田産のハタハタの品質を評価して購入を決めました。入荷の見通しは不透明ですが、店主の安田昭夫さんは今後も多くの県産ハタハタが並ぶ日を期待しています。

高品質なハタハタを求める消費者がいる一方で、その高価格に関しては社会全体の購買力に影響を与えているのが現状です。価格が突出していること自体に疑問を感じずにはいられません。今年が初めての高価格ということで、産地が少ないため希少価値があるのはもちろんですが、これが市場全体にどのような影響を与えるのかを検証する必要があります。まず、価格の透明性を確保することが重要です。さらに、価格が高すぎることで、多くの家庭が負担を感じることなく、この季節の楽しみを共有できるように、適正な価格設定が求められます。また、地元産としてのブランド価値を強化し、品質を保ちながら市場のニーズに応える努力も必要です。
市場の健全な競争力を促し、消費者が選べる選択肢を増やすことで、地域特産品の真の価値を引き出すことが可能であるはずです。高価な魚が簡単に手に入らないとしても、多様な魚食文化が育まれることを願っています。
ネットからのコメント
1、此方、北海道ですけど、ハタハタ美味しいですよね。自分が子供の頃は、大衆魚でよく食べていました。それが今じゃ一匹4000円ですか。とても食べられない高級魚ですね。北海道ではニシンが戻って来て、最近では過去最高の水揚げがあったりしてます。ハタハタもいつか戻って来て欲しい。
2、生活がかかってるとは言え、激減したハタハタを獲って、また一歩絶滅に近づく愚かさが分からないのが残念。青森は禁漁を選択。食べたい人の気持ちも分からないでは無いが、あと10年待てないのか。10年後生きてる自信が無い人は食べるしかないのかな。
3、ハタハタは一時期「絶滅した」と言われたり、かと思ったらある年大漁になったりと生態が不思議な魚ではありますね。水温が低い所で繁殖するとかって話もあり、今年は日本海が1~2度程度高いこともあって、なかなかお目にかかれないのでしょうね。
そういう時は漁獲を諦めて、静かに放っておいた方がいいでしょう。漢字で「鰰」とか「鱩」とかと書きますが、冬の雷とともにやってくる神様のお魚なので、大事に食しましょうね。
4、秋田県及び山形県北部は冬は当たり前のようにハタハタ採れてたし食べてた。特に秋田はハタハタをただ食べるだけでなくしょっつる(魚醤)を使って料理もしてきたから昔から秋田に住んでる人はなくてはならない食材。他県の人がとやかく言うのは違うかな。海も暖かいのかここ数年山形では釣果聞いたことがない。ほんとにずっと食べたいなら漁業権含めて対策するべきだとは思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/43e09f8f515d7571daa7c1a4ce402d6acbd4ac1f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]