1984年のロサンゼルス五輪で金メダルを獲得した元日本オリンピック委員会会長の山下泰裕氏は、68歳の現在、約2年ぶりの記者会見を行いました。彼は2023年10月に神奈川県箱根町の温泉施設で意識を失い、崖から転落し頸髄損傷を負いました。その結果、現在上半身と下半身が動かない状態ですが、リハビリを経て今年9月に退院しました。
11月からは東海大学で特任教授として柔道論を教えています。彼は障害者としての自身を学生にさらけ出すことで、果たすべき使命を感じていると述べ、今後も無理のない範囲で活動を続けたいと語りました。

山下氏の事故は、多くの人に強いショックを与えましたが、彼自身の毅然とした姿勢は希望と勇気を与えます。事故後の状況を受け入れ、講義を通じて学生たちに自身の経験を伝える姿は、彼の強い意志と責任感を示しています。一人の物語として、山下氏から学ぶことは、逆境に立ち向かうことで新たな使命を見つけることができるということです。彼の経験は、価値観を変え、前向きな視点を持つ一助となるでしょう。誰もが人生の中で困難に直面することがありますが、その中で大切なのは、可能性を信じて歩み続ける力なのです。彼の体験は、障害を持つ方々に対する理解と感謝の気持ちを深めるきっかけとなるでしょう。
ネットからのコメント
1、山下泰裕さん。私は同学年で同い年。氏は高校生のときから柔道で有名でした。やはりロス五輪の決勝が印象深いです。山下泰裕さんが入浴中の事故で頸髄損傷を負ったのを知ったときは、驚きを禁じ得ませんでした。私は5年前、交通事故で意識不明になり、上半身に多発外傷を負い、救命センターに搬送されました。病院の医師看護師さんのお陰で、命を繋げられました。助けられた命です。山下泰裕さん、共に頑張りましょう。
2、ヒートショックで意識を失い崖下に転落となれば完全な自然落下であり、受身すら取れずに落ちた際の衝撃で頸椎損傷となったのでしょうか。意識があった状態ならば、高さにもよるでしょうが負傷は避けられなくとも頸椎・脊椎の損傷は免れていたかもしれません。ヒートショックの恐ろしさを改めて知ることとなりました。他人事ではなく自分も気を付けたいと思います。
3、あの無敵の柔道家がね…それでも人前に出るのは本人なりの矜持なんでしょう。アントニオ猪木さんも難病を患ってから、隠す事なく衰えた姿を発信し続けた。だからと言って隠す人を批判しようとは思わないが、山下さんも猪木さんも凄いわ。
4、私もこの春に癌とヘルニアで、二回首を切る手術を受けて、今は更にリハビリのため休職中。山下さん、スゴいです。私も「生きてナンボ」と考えてだったけど、山下さんは更にその先を考えていらっしゃる。自分には、一つ偉大な見本です。私も、復職目指して頑張ります。山下さんも、頑張って下さい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b94b41509eae75d32f17bbb1236dd338c3fd0fe7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]