報道番組「Nスタ」で取り上げられたのは、政府が経済対策として自治体にすすめる「おこめ券」に関する問題です。1枚500円の券が印刷代や利益で60円引かれ、実際には440円として使われます。鈴木憲和農相は、券の影響が限定的であるとし、自治体の判断を重視する旨を述べました。星浩氏は、おこめ券がデパートの商品券とは異なり、米の小売業者が手数料を上乗せしにくい点を指摘すると共に、農水省や大臣が仲間内で利益を分配する意識があると指摘しました。
また、この制度が電子マネーを利用しないアナログな方法である点も疑問点として挙げられました。

おこめ券に関するこの問題は、その制度的欠陥に深く根ざしています。まず、500円の価値すら持たないこの券は、消費者にとって不利な条件を押し付け、経済支援の名のもとに実際の支援効果を削減しています。政府が発行する券が、印刷代と利益の名目で約12%の価値を失うというのは、消費者へのサービスを大きく損なうものであり、制度の欠陥を露呈しています。さらに、星浩氏の指摘するような仲間うちへの利益分配の意識は、公正性の欠如を示し、政府と関連団体間の利益優先の構造問題を明らかにしています。対策として、まずデジタル化を進めることで効率を向上させ、手数料を透明化し、仲間うちの利益配分に代わる公平な仕組みを導入するべきでしょう。
また、消費者が実際の価値を得るための監査制度の強化が必要です。この問題を放置することは、公共の信頼を損ない、経済対策としての有効性を低下させることに他なりません。
ネットからのコメント
1、あからさまですよねこんな省は一度解体すべきかと思いますよ券以外にも多くの問題をおこしてるのでていうかすべての省を一度チェックすべきかと思うよ最終的にいろいろな問題解決につながると思う
2、いやはや、ここまで頑なに政府関係者が「おこめ券」って言うと、米価は値崩れ寸前なのでしょうかね?卵も肉もタコもエビもイカも値上がりしているのに、何でおこめ券なのか?卵券、お肉券、お魚券でも良いではないか!お菓子も値上がりしているぞ~!お子様にはお菓子券を配れば良いではないか!年金生活者だけではなく、中小零細企業で働く給与所得者も外食すら控えているご時世、国会議員の皆さん、ただで飯食ってる場合じゃねえぞ、ちゃんと仕事をしろよ!
3、鈴木農相=JA利権の構図ですから…。利益供与も当然あるんでしょう。石破前総理の時に少しだけJA改革の話しが出たようだけど、一斉に農水族が猛反発したから…。
それに卸業者(中間業者)の数が多過ぎる。これではマージンの上乗せがどんどん進み、コメ価格は高騰し放題になる。故におこめ券でお茶を濁そうとしているんだろう。それだったら、マイナンバーカードが半義務化されている訳だから、国民一律で5万円でも支給すれば良いと思うけどね。利権大国日本の縮図を見ているようである。
4、おこめ券のマージンをJA全農と全米販=米卸業者が丸儲けするつもりだったということ。利益を取らないなんて言っているが全く信用できない。必要経費なんていくらでも誤魔化せる。自分達のお抱え業者の経費なんだから。米卸業者の高値の在庫を税金で買わせるという税金を横領して農水省関連団体に流すような、犯罪同然の対策だ。結局、全米販=米卸業者の丸儲けということだ。犯人の鈴木も、黒幕の高市も、天下り先の利益と農村の票田が最優先。大儲けのご褒美に、JAと全米販からいくら裏金を貰うつもりなんだろうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/775b2e570bdf45902b4ca173789c6c84594fe34a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]