フィンランドで「つり目ポーズ」をSNSに投稿した議員が非難される事件が発生。連立与党フィンランド人党の議員らも参加し、騒動は拡大した。批判を受けたユホ・エーロラ議員は謝罪を表明するも、カイサ・ガレデウ議員は反論。特に12月12日、ガレデウ議員は、自身の吊り目ポーズ写真投稿に対する人種差別的との指摘に対し、メディアを批判。
ガレデウは、「何を謝ればいいのか」としてメディアの責任を主張。フィンランドの人権関連の矛盾や社会分裂を浮き彫りにした。

この事件は、国会議員がSNSで行動した「つり目ポーズ」を巡る社会的な問題を提起し、その背後にはフィンランドの人権・差別についてのダブルスタンダードが見える。そもそも、公人である議員がその影響力を考慮せずに特定の人々を不快にさせるような行動をすること自体が問題である。まず、議員個人により深い文化への理解と公人としての責任感の欠如を改善するべきだ。また、政治家への教育を強化し、国際社会を含む多様性への配慮を促進することが必要。また、メディアは報道の際に慎重さを欠かさず、情報の文脈をしっかりと伝えることが求められる。議員が引き起こす社会的な反響は単なる個人の問題ではなく、国の人権志向のイメージをも揺るがしかねない状況へと発展しうる。
直ちに責任と理解を深め、多様性尊重の価値観を国全体で共有することが今後の課題だ。
ネットからのコメント
1、この件に関してはX(旧Twitter)がリアルタイムで刻々と変わる情報を得やすいです。フィンランドのメディアや現地に住んでいる人、深く関わっている人達によると最初はフィンランド国民もどこか上の空だったが、ここ数日でこの問題のヤバさに気付いてきて行為に対する批判的な意見が増えてきたとのこと。おそらく差別行為に対する根底の意識が国民全体として薄い上に、国民の大半が差別される側の人種ではないので、本当に「えっこれだめなの?」みたいな感覚だったんだと思う。先進国と言いながら悪気なく時が止まってるというか。世界的にはそういったジェスチャーや言葉に関して現在は非常にセンシティブであることに、やっと気付いた感じなのでは?
2、フィンランドの国情が垣間見えた事件でしたが、国際問題になってしまった。不遜な政治家は言うに及ばずこの22歳のクビになったミスフィンランド、国際的な落とし前はどうつけるのでしょうねえ?このままだとフィンランドは人種差別者の人権は大事にするということになってしまうように思えますが。
ミスフィンランドの称号剥奪だけで済んだとは思えないですね。SNSでちょこっとお詫びで済むのでしょうか?国際社会が納得するペナルティが必要だと思います。
3、同じ人種差別炎上でアメリカで「私は人種差別主義者よ!何が悪い!」と喚く事案があったのを思い出した確かにそれ自体もだいぶよろしくは無いのだけど今回のフィンランドの様に「悪気はなかった」「スシも好きだ」「ただのジョークだ」などと言う弁明が差別をしている自覚がない、あるいはそれを否定するために文化的好意を利用している態度にうつってしまい個人的にアメリカより不快に感じます
4、変顔をつくり、コレあんたの顔。とやったら、何処の人だろうと不愉快に思うんだが。他人にそんな無礼な真似をしていいと思ってるような、思いやりも常識もない人が欧米には思ってたより沢山いるわけですね…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/09d74e93d04b195f9d0db8bb44279a5568739ce7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]