2023年10月13日に行われた格闘技イベント「BreakingDown(BD)18」の公開計量で、北海道代表として参加していた27歳の竜が対戦相手の江口響に不意打ちでビンタされ昏倒、くも膜下出血と診断された。竜はその後、Xに動画を公開し、相手選手とのやりとりや大会運営に対する気持ちを語った。この動画には多くのエールが寄せられ、18日時点で約1000件のコメントが寄せられている。
竜は札幌市でFUJI工場株式会社の代表取締役を務めており、会社のSNSにも応援メッセージが続いている。

現状の衝撃は言うまでもなく、格闘技というスポーツの枠内で公然と行われた不意打ちによる怪我は看過できません。この事件は、試合前という緊張感のある場面で予期せぬ暴力が発生し、個人の安全が脅かされた典型例です。この背景には、競技そのものが持つ暴力性だけでなく、運営体制の甘さ、そしてスポーツの名のもとに一部で許容される行為の限界点が混在していると言えるでしょう。まず、選手の安全を最優先し、選手間の事前リスクを徹底分析し、計量やイベント全体の監視体制を強化することが必要です。そして、すべての関係者が襟を正すべき、このような事態を未然に防ぐ教育プログラムの導入が急務です。この事件を契機に、競技のルールと倫理を再検討し、スポーツとしての健全さを取り戻す努力を求めます。
我々は競技者に敬意を払いつつ、安全かつ公正な場を築くことこそが真の進化と心得るべきです。
ネットからのコメント
1、今回は命に関わる事態にならず、本当に良かったと思います。ご本人は『元気』とコメントされていますが、現状ではスマホを直視できず、コメント入力もご家族が代行しているとのこと。視覚に異常が出ている可能性があり、後遺症なのか一時的なものなのか、まだ判断できない状況です。幼少期から壮絶な人生を歩み、家族を持ち、かけがえのない幸せを築いてきた方です。ここで再び辛い人生になったり、子供に同じような人生を歩ませるようなことにならないことを願います。回復後に復帰戦を望んでいるようですが、くも膜下出血となったことにより、血栓リスクや脳梗塞など健康課題は山積みです。江口選手の行為は、非常に重い結果を招きました。刑事罰を受け、今後どのように、彼の人生を保証し、償っていくのでしょうか。社会全体が注目する必要があると思います。
2、自分が被害者の立場だから許せるという考えも分かるが、例えば社員が今回の件で、亡くなったり、植物状態になったとしたら、仕方ないよね。
とはならないだろう。あるいは、自分が加害者だったら、自責の念に駆られるのではないだろうか。今後、同様の事故が起こらないためにも、今回の件はなし崩しにはしてはいけないと思います。
3、本戦当日に朝倉未来がこの件に触れ「本当に良くないと思った」と他人ごとのように言っていた本来なら「このような風潮を作ってしまった運営に責任がある」と男らしく謝罪してほしかったなと思う
4、まずは命の危険を脱した事は不幸中の幸いだと思いますそもそもブレイキングダウンは現役の格闘家も出場してるが喧嘩自慢の素人が出場している時点で運営側に問題があると思います社長と言う立派な肩書きや従業員の方もいて自分自身の体だけではないのでブレイキングダウンは辞めて本業で頑張って欲しいです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ce35270e0875d0fe5e5647d8334e637b9460be98,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]