中国軍は29日、台湾を包囲する形で大規模な軍事演習を開始しました。これは今年4月以来のことで、「台湾独立勢力と外部干渉勢力に対する厳重な警告」を目的としているとされています。これに対し、元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、30日にX（旧ツイッター）で、中国が台湾侵攻の準備を進めていると多くの人が受け止めているが、実際には侵攻の意志はないと考えていると述べました。

彼は、中国による侵攻準備の情報がなく、現在の演習は単なる威圧であり、本格的な侵攻は膨大な準備が必要だと指摘しています。

この事態は、国際的な安全保障不安を生み出す典型的な例です。演習は台湾への直接的な軍事的脅威を示し、地域の緊張を高める行為としか言いようがありません。まず、国際社会は即座にこの状況を注視し、中国の軍事的意図を精査すべきです。次に、日本やアメリカなど関係国は台湾と連携し、防衛策を強化する必要があります。また、外交的対話を通じて、中国の意図を公然と問い、透明性を促すべきでしょう。台湾独立を巡る脅威に対抗するためには、時間は味方ではありません。緊迫した現状の背後には、不安と不信が積み重なっており、政治的駆け引きが続きます。この事態は冷静且つ迅速な対応が求められ、地域の安定が最優先の課題です。

ネットからのコメント

1、戦後80年、温めてきた野心を背景にして軍事力を拡大させてきた隣国は、日本が持つ正論に反し、堂々とこの地域で軍事的な圧力をかけ続けています。そして日本の国内メディアは、こぞってこうした隣国による軍事的威圧行為について、国民向けに不安を煽り続けています。そのような隣国の思惑にそのまま飲み込まれてしまうのか否か、今、日本国民は試されており、その現実に目を背けることなく真剣に考えていく必要があります。また、国の安全保障についても、このままの現状でいいのか、しっかりと議論すべき時期に来たと感じます。話し合いで解決できるのならそれに越したことはありませんが、物事に絶対はないと考えておくべきかと思います。

2、ロシアもウクライナ侵攻までに１０カ月を要しました。準備は出来てないけど、いつでも侵攻出来るように演習しているって見方でしょうか。しかし、確実に侵攻の意図は見えます。アメリカの出方とか、色々な事を試しているのではないかと思います。

3、軍事に詳しい専門家の田母神氏が、「台湾侵攻にはそれなりの準備期間が必要」、つまり 中国が台湾を包囲する軍事訓練は台湾をはじめ日米などに対する「威圧」という見解を述べたからには、中国による台湾侵攻が近々に発生する可能性は低いのではないでしょうか。

その上、トランプ大統領も田母神氏同様に「中国の軍事侵攻はないと思っている」と表明していますので、高市首相は今のうちに 原子力潜水艦の保有や核武装の是非を検討するなど、日本の防衛力を強化する必要があると思います。さらに、高市首相は早急に憲法を改正するとともに、「内なる敵」を排除することを目的にスパイ防止法を制定するべきではありませんか。沖縄が北方領土と同じ轍を踏まないためにも…

4、基本的に動きは全部アメリカが軍事衛星で監視してるから、本当に動き始めそうな気配があったらアメリカから日本、韓国、台湾に連絡が行き事前に備えることになるはずそれがないということはあくまでも威嚇行為の域を抜けないという判断なんだろうただ動きは追跡出来ても普通ならまずやらないだろうということをやるのが中国とロシアだからそういう意味で意表を突かれるのが怖いんだよな何も準備せず勢いで侵攻する可能性は否定しきれない