中国における王毅外相の発言が注目を集めています。2023年9月30日、北京市内のシンポジウムで、王毅外相は日本の高市総理の台湾有事に関する発言を強く批判しました。王毅氏は「日本の指導者が中国の領土主権に公然と挑戦した」と述べ、過去の侵略戦争に対する日本の反省が足りないと指摘しました。また、アメリカとの関係については、両国が相互尊重と平和共存を実現できるかが重要であるとし、一層の協力を呼びかけました。

台湾問題に関するアメリカの武器販売には断固反対の姿勢を示し、中国の核心的利益を守る意志を強調しました。今年、中国とアメリカは貿易戦争を経て一時的な休戦状態にあり、来年のトランプ大統領の訪中が予定されています。王毅外相の発言は、今後もアメリカとの安定的な関係構築を目指す意図が透けて見えます。

中国と日本間の政治的緊張は深刻な段階に達しているようです。王毅外相の発言は、日本の歴史的責任を厳しく追及し、台湾問題を通じた領土主権の再確認として解釈できます。この背景には、アジア地域での影響力の拡大を狙う中国の強気な姿勢があることは否定できません。異なる視点を持つ国々との外交関係を築くには、柔軟かつ相互尊重の姿勢が求められます。まずは、歴史的過去を共有し、対話を通じた共通理解の基盤を築くことが重要です。

具体的には、外交チャンネルを活用し、専門家間の討議を促進すること、そしてグローバルな課題における協力を通じた信頼関係の構築が必要です。国際社会全体が平和的な解決に向けた努力を怠らず、人々の安全と繁栄を最優先に考えるべきです。

ネットからのコメント

1、強がる発言の背景に中国国民の渡航自粛要請やパンダ借用白紙など多くの揺さぶりをかけているけど、大して日本側が問題視せずにむしろ歓迎モードで、平然としていることに中国幹部は焦りを感じていると思います。終いにはレアアース問題を持ち出して来ましたが、南鳥島近海で日本が自前採掘調査をするとなり、さらなる焦りを感じていると思います。最後は中国には自業自得のお粗末な結末を迎えると思います。

2、中国こそ、南シナ海に人工島を作って侵略してる。各国の土地を買い漁って侵略しようとしてる。国防動員法ができて、有事が起きた時、その土地はいつでも軍用化されてしまう。どの口で日本を批判しているんだか。経済的力を失ってきてる中国は、何を言っても世界的に信用されない。

3、領土ではない。

台湾は古来、中国とは別の文化圏として存在してきた。台湾の先住民はオーストロネシア語族で、中国の漢民族とは起源も文化も言語も異なる。中国文化が台湾に入ったのは17世紀以降で、後から来た移民文化、にすぎない。 清朝は台湾を、化外の地（支配の及ばない地域）と記録していた。 清朝は台湾を正式領土として扱った期間はわずか約200年。 しかも1895年に日本へ割譲し、自ら手放している。 中華人民共和国は1949年に成立した国家で、台湾を一度も統治したことがない、支配したことのない土地を、自国領と言う。 サンフランシスコ講和条約には台湾の主権が中国に移るとは書かれていない 国連2758号決議に蒋介石の代表を追放すると書いているだけ。 中華人民共和国は台湾を一度も統治したことがない。 断じて統一ではない、チベット侵攻、新疆ウイグル侵略に続く、ただの侵略行為。 中国の侵略戦争。

4、そもそも高市総理って、中国の領土の話なんて全くしてないですよね。日本は台湾に行こうとしてるわけでもないし、あくまで日本の領土内で防衛強化してるだけだし、何で中国って話を盛るんだろうか。

日本の方から台湾に近付いてるわけでもないのに。中国にとっては、自国防衛が侵攻に見えるんですか。もしそうだとしたら、中国は実質侵攻しすぎちゃってる事になりますけど。他国の領土に足を踏み入れまくってるので。日本はそこまでしてないし。