石破茂前首相は戦後80年の節目に「80年所感」を発表し、自民党内の反対を押し切って発表にこだわった背景を語ります。彼は、政治の師であった田中角栄氏の教えを引用し、戦前の政治システムが戦争突入を防げなかったことを問いかけ、今の時代にも同様の問題が存在するかもしれないと懸念を表しました。戦後の歴代談話に対し、謝罪が主であり、日本の軍事侵略についての理解が不足していると指摘します。
また、財政規律の重要性を訴え、無謀な財政拡大への警鐘を鳴らします。彼は、戦争のリスクを減らすには国際的な意思疎通が不可欠であると述べ、日本が国際社会で信頼を築くためには過去を正しく認識することが重要だとしています。

石破茂氏の「80年所感」は非常に貴重な警告となっています。彼は、戦前政治の欠陥から学び、現行制度の潜在的な課題を暴露するとともに、その改善を強く促しています。まず、日本が戦争へ突入してしまった背景には、当時の政治システムの欠陥がありました。主権者であった天皇の無答責が、責任の不在を生み、強硬な意見が幅を利かせる体制を完成させてしまいました。現在の日本もまた、財政拡大や国債発行に楽観的な姿勢を示しつつあります。しかし、こうしたリスク過小評価は、今後の世代に大きな負担を強いる結果になる恐れがあります。
具体的な解決策としては、1)厳格な財政規律の確立、2)国民への透明性の提供、および3)他国との信頼構築を重視した政策の遂行が不可欠です。戦前の過ちから学ぶことで、未来の日本が安全で持続可能な国へと成長する土台を築くことができるでしょう。そのためには、歴史的認識と現状への鋭い視線が常に求められるのです。改革への強い意志を持ち続けることで、日本は過去の過ちを乗り越え、新たな平和を築くことが可能です。





ネットからのコメント
1、絶対に日本が戦争の当事者国になってはいけないという意識は、今の若い世代にも広がっていると感じます。ウクライナやパレスチナの悲惨な状況を見れば、その重要性は明らかです。ただ一方で、石破元首相がかつて総理だった時に何か実質的な成果を残したのかと問いたくなるのも事実です。その点、高市総理は具体的な成果とともに、外交・安全保障に明確なビジョンを持って行動している。まさに今の時代に必要なリーダーだと実感します。
2、高市首相が試行錯誤しながら経済を立て直そうとしている過渡期に、例え手法が気に食わないとしても党内から外向けにネガティブなことを言うのはいただけない。
悪い兆候が出はじめて、意見を言うならともかく、これから実がなるのか、粗が出るのかの過渡期に悪い方向に導こうとするような発言は控えるべき。そもそも支持率を20%台まで下げて自民党を窮地に陥れた前総裁が、70%まで回復させた現総裁を批判するという神経を疑う。嫉妬があるにしても、党内から足を引っ張るべきではない。どうしても黙っておれないなら党を出て言うべきだ。
3、東条内閣は「勝てる戦をなぜしない 弱腰内閣」と評されるほど開戦には消極的だった天皇陛下も軍上層部も勝てないと分かっていた、これらの資料も山ほどある国民は「勝った勝ったまた勝った」とメディアに煽られ勘違いさせられていたそんな中、メディアも、新聞やラジオは目一杯、戦争を煽っていた今もその構図は全く変わっていないじゃあ、今を戦前にしない、させないためにしなきゃいけない事って明らかだよね
4、石破氏は選挙に勝つ為の総裁たることを期待されて総理に就任したにも拘わらず、衆院選、参院選共に与党過半数割れを招いた責任を感じることなく、現政権に対し、批判的な言動に終始しており、その神経は理解出来るものではない。
尤も、どんな発言をしようとも、今更、耳を傾ける有権者がいるとは思えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/02e7e5ebecff69f7cb8e0ded8c10e7f7997a2604,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]