俳優の新井浩文は、2018年7月に派遣マッサージ店の女性従業員に暴行を働き、2020年に強制性交罪で懲役4年の実刑判決を受けたが、12月28日に東京・下北沢のザ・スズナリで舞台に復帰した。彼は自身のブログで謝罪文を公開し、表に出る仕事の覚悟について述べたが、女性への直接的な謝罪は含まれておらず、芸能界への復帰に対する意見が賛否両論となっている。
舞台後、報道陣を避ける行動が批判を呼び起こし、彼を迎える声もある一方で、挑発的と捉える意見もある。

新井浩文の復帰劇には、過去の事件に対する無神経さが感じられる。彼のnoteでの謝罪文は、表面的な言葉で終わっているため、反省の色が薄いとみられるのは当然だ。事件の被害者に対する具体的な謝罪を欠き、彼の言葉は自己弁護と取られてしまう。問題の本質は、罪を犯した者に対する社会の甘さに対する認識と、芸能界の許容の問題だ。まず、彼自身が誠実に謝罪し被害者に向き合うこと、芸能事務所や業界がこうした問題に対する明確なスタンスを示すこと、そして観客やファンの側が許すことでなく、改善を求める姿勢を持つことが求められる。社会の価値観と個人の責任が衝突する中で、誠実さと責任感が問われるべきだ。芸能界の甘さが事件の影響を軽視することなく、誠実さによってのみ本当の復帰は叶うだろう。
ネットからのコメント
1、被害者への言葉や反省や感謝の弁がないのは、「俺は悪くない」と今も思っているのでしょうね…犯罪者の心理で問題なのは、犯罪を犯す段階ですでに悪い事をしているとは思っていない点です。捕まって刑務所に数ヶ月入ったからと言って真人間になる訳がありません。人の倫理観や遵法意識等は、大人になるまでに形成されています。この手の人は沢山いて、犯罪者となるのは捕まった事があるかないかの違いでしかありません。なので今も根本は変わっていないと思います。そんな人に仕事のオファーをするのは、同じ様な倫理観の人か、話題性を使えば金も儲けになると考える様な人種だと思います。この手の人の周りには同じような人種が集まります。近づかないに越したことはありません。
2、新井が償ったのはあくまで刑事事件としての罰。被害女性や迷惑をかけた仕事先、道義的責任などは一切、償っていないのでは?刑期を終えたから全てがリセットされた訳ではない。犯した罪はどんな手段であれ一生、背負っていかないといけない。刑務所での暮らしが終わったから、もう一切の罪は俺にはないとは社会はそこまで寛容ではない
3、自分は刑に服したからもう御祓すんだでしょとか言いたいのか?被害者の女性の傷は一生癒えないと思います。わざわざこんな謝罪文公開してどう言うつもりなんだと思う。貴方方の世界はそうかも知れませんが。罪を犯した人間はそう簡単には許されるものでは無いと思います。
4、確かに犯罪を犯してしまったが芸能界に復帰した方はいらっしゃいます。ただ、犯罪と言っても、どのような犯罪を犯したのかが問われるのではないでしょうか。強制性交罪で懲役4年の実刑判決というのは、復帰は相当難しいレベルの犯罪ではないでしょうか。ただでさえこの性犯罪はつい出来心では済まされないとは思いますので、noteのような開き直ってしまっているようなまずかったのかなと思います。好きな俳優さんだっただけに残念です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f10793586909ca3089de394227ff0cc733258ceb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]