中村典子さん(76歳)は、広島で生まれ育ち、兵庫県で「兵庫県被爆二世の会」の会長を務める被爆2世です。彼女は父親が広島で原爆に遭遇したことを受け、自己の健康に深い影響を感じています。父は、昭和20年8月6日の原爆投下で広島鉄道病院に勤務中、爆心地から約1.7キロの距離で被爆しました。奇跡的に大きなけがなく、矢賀駅まで避難することができました。
中村さん自身も、平成21年に慢性骨髄性白血病と診断され、被爆2世であることを強く自覚します。彼女は、被爆体験を伝える使命感を抱き、今年の広島市平和記念式典に兵庫県代表として初めて出席予定です。中村さんは核廃絶を改めて決意し、戦争や核兵器の危険性に警鐘を鳴らしています。
中村さんの体験とその使命感に共感します。彼女のように、自身の健康問題や家族の歴史を通じて、戦争や核兵器の恐ろしさを訴える姿勢には胸を打たれます。被爆2世としての役割を強く自覚し、平和を願う気持ちを持ち続ける姿勢は多くの人々にとって示唆に富んでいます。どんなに時が経っても、平和への願いは引き継がれるべきです。そして、私たち一人一人も、戦争や紛争のない世界を求めて、常に心を寄せ続けるべきだと感じさせられます。
ネットからのコメント
1、被爆2世で白血病が遺伝するような研究は発表されてないよね。それだったらうちの子どもは被爆3世で、将来白血病の心配をしながら生活しないといけなくなる。多分こういう人は多いと思う。原爆の悲惨さを伝えることはすごく大事だけど、伝え方が少し違うかな?と思います。
2、白血病の専門です。特にこの方の場合は慢性骨髄性白血病と書かれているのであくまでも報道ベースですが、このタイプはBCR-ABL1融合遺伝子が関与しているので、「100%」遺伝することはありません。報道のミスリードなのか、本人の思い込みなのかはわかりませんが被ばくと結びつけるのは他の白血病患者さんに悲しい思いをさせるのでやめていただきたいです。
3、白血病=被曝が原因、ではないんだよね。それ以外の理由でも発症することは十分あり得る。数十年たってからの白血病の発症が被曝したことと関連性があるかどうかは微妙な気がするが。
4、私は被爆3世で、祖父は長崎で救援に入り被爆、祖母は広島で被爆しました。戦後に若い実業家として巨大なストレスに晒された祖父は短命というか50代で亡くなりましたが、祖母はブツブツ言いながら90まで生きました。
祖父には被爆よりも戦後の経済戦争の方が堪えたように見えますし、祖母には大した影響がないどころか、他の高齢者よりも健康に見えました。人生の残り時間は誰にもわからないので、私は今を次の世代の経済基盤を作る為に生きようと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/289610ced0451d43edb93f07fa2a8707be5c6208,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]