2025年8月5日、東京のシェアリング事業者「Luup」は、三輪一人乗りの新型車両「Unimo(ユニモ)」を発表した。16歳以上は免許不要で運転でき、最高時速は車道で20キロ、歩道は6キロに制限可能。2026年度から全国で実証実験を行い、利用者ニーズを調査した上で導入予定。高齢者の利用を想定し、車体傾斜の自動制御や転倒防止機能を搭載。
交通違反検知カメラや将来の自動運転化も視野に入れる。同社は現在、21都道府県で事業を展開している。
新型車両は高齢者の移動手段として期待される一方、無免許での車道走行や歩道進入は交通安全上の課題を孕む。現状、電動キックボードでもルール違反や事故が相次ぎ、制度と利用実態の乖離が深刻だ。根本問題は、都市のインフラや交通教育が新型モビリティに追いついていないことにある。解決には、①高齢者向け講習や利用条件の義務化、②歩道走行可能区間や速度の明確な規制、③自治体・警察・事業者連携による事故データの収集と対策強化が不可欠だ。便利さを先行させて安全を軽視すれば、社会は必ず痛みを伴う。未来の移動は、安心と秩序の上にこそ成り立つべきだ。
ネットからのコメント
1、「16歳以上は運転免許がなくても乗れる特定小型原付き自転車に分類される。
」この分類がそもそもおかしい。ペダルが付き動力がある物は 原チャ扱い。だが ペダルが無く動力が付いている物が 自転車扱い。実証実験する前に 分類、規則など決めてから行うべき。
2、ここの会社は監査役に元警視総監や元経産省…。なぜか簡単に認可が降り、ヘルメットなしでも乗れ、消火栓や非常ドアに掛かっても駐車エリアを設定でき、我が物顔で都内を走り回る。理由がわかります。
3、外国人がLuupを乗って観光しているのを見かけるが、交通法規を無視していることが多い。アプリで利用できるのであれば、ログインや利用時にいつも交通標識や交通法規に関するクイズ形式の質問が出て、それに回答できなければ乗れないといった形にして交通法規の周知徹底をしてはどうか。外国人や未成年が、事故や違反を起こしてわかりませんで逃れられないようにするため、何らかの措置は必要であろう。
4、街中で危険走行が多く見られます。今は使用者の絶対数が少ないので顕在化していませんが、使う人が増えれば事故やトラブルが多発するのは間違いないです。堂々と政治家と繋がって進めているのでロビー活動が上手いんですね。
本当に反吐がでます。街の安全や、人の命より、金儲け。みんなが良くないと思っているのになぜか対策されない。警察も動かない。政治の悪い部分が集約されたような醜さを感じる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3c7014dd1dad2d56be41efe3e334007c8eb1776a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]