参政党の吉川里奈衆院議員が、クラウドファンディング(クラファン)を通じて「国会議事堂ツアー」を実施し、その報告をSNSに投稿しました。このツアーは、10万円の対価にて現職議員と一緒に国会を見学するというもので、情報が広まるとともに議論を呼びました。国会見学自体は無料であるため、クラファンを通じて10万円を集めることに対して批判があり、特に参政党に甘いとの指摘もなされました。
大椿裕子社民党副党首はこの問題に言及し、「国会見学は誰でも無料でできる」とし、クラファンを行う方法を「セコい」と批判しました。
この件に関しては、社会的なルールや公共の資源に対する理解が問われています。国会議事堂の見学は誰でも無料でできるという事実を無視し、議員が個人的な利益を得るためにこれを利用することは不適切です。議員の特権や公務のあり方について再考すべき時期に来ていると言えます。まず、議員が公共施設を利用して資金集めを行うことを制限するべきです。次に、クラウドファンディングを利用する際の透明性を高め、支援者に対する価値提供の内容を明確にする必要があります。そして、政治家と市民の間で公平な信頼関係を築くため、政治活動には正当性と高い倫理基準が求められます。
議員が現職として国会を案内することに価値があるという意見もありますが、これを金銭的に取引することは、政治家としての誠実さを疑わせます。
議員は常に公共の利益を最優先に考えるべきで、そのために行動する責任があります。
ネットからのコメント
1、参院選のアピールを思い出したよ。「お願いです、我が党を支えて下さい…」国民は自分たちの抱えている問題にきっちり対処してくれそうな政党に投票するのであって、貴殿らを支えるために投票するのではない。
2、国会見学が無料なのは事実ですが、現職議員が案内し、質疑応答や舞台裏の話を聞けるなら、それは別の付加価値です。クラファンは「サービスの対価」よりも「活動支援」の意味合いが強く、参加費=見学料という単純な話ではありません。批判するなら制度的な是非であって、政党や人物で線引きするのは不公平です。
3、>「社民党の大椿さんや保守党の百田さんが10万円国会議事堂ツアーのクラファンやってたらXが燃え尽きるくらい炎上してたと思うわ」保守党の百田さんだったら炎上するかもしれませんが、社民党の大椿さんだったら「誰?」という感じで炎上しないと思います。落選した人が躍進した政党にケチをつけるのは見苦しいですよ。
4、社民党も他党の批判するよりも、自党の立て直しのために色々と努力する方を優先した方が宜しいと思われますが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e1662ed8dad32f8bd8364282eaae4a28983165f4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]